TCS:受注量とDigitalが包括的な成長を牽引

 

2015年10月14日

  • 純利益:直前期比3.2%増、前年同期比6.2%増の9億2,600万ドル
  • 為替レート固定ベースの売上高は直前期比3.9%増
  • 受注量は4.9%増と好調

* 本プレスリリースの日本語抄訳では、会計年度表示を本社(インド)に合わせた表記としています。
(例:2016年3月31日を末とする会計年度は「2016年度」となります)


このページは2015年10月13日(現地時間)にインド ムンバイにて発表された プレスリリースの抄訳です。発表内容の詳細は原文をご覧下さい。
原文はこちら

2015-16年度第2四半期 財務ハイライト 2015-16年度第2四半期 事業ハイライト
  • 営業利益:11億2,500万ドル - 直前期比6.0%増、前年同期比6.7%増
  • 1株あたり利益:0.47ドル
  • 新規採用者数:25,186人
  • 総従業員数:335,620人
  • 稼働率:86%(トレイニーを除く)および82.3% (トレイニーを含む)
  • 1億ドルを超える規模の新規クライアント:3社
  • 1,000万ドルを超える規模の新規クライアント:6社


2015年10月13日、インド・ムンバイ発-ITサービス、コンサルティングおよびビジネスソリューションのリーディングカンパニーであるタタコンサルタンシーサービシズ(本社:インド・ムンバイ、以下「TCS」)は、IFRS(国際財務報告基準)に基づき、2015年9月30日を末日とする2016年度(*)第2四半期の連結決算を発表しました。

TCSの代表取締役社長兼CEO(最高経営責任者)エヌ チャンドラセカランは第2四半期の業績について、次のように述べています。「第2四半期には為替レート固定ベースでの成長速度がさらに高まりました。優れた業務遂行を基盤として、BFS、小売、およびライフサイエンス分野での直前期からの大きな伸びが幅広い業績拡大につながり、また市場の中では英国と北米が牽引役となりました。」

さらに、「お客様と複数のビジネス分野のクライアントとの間において、Digitalに関する戦略策定とそのロードマップ遂行を支援するために注力しています。市場へのDigital導入が拡大する中、知的財産を主体とした新たな製品やプラットフォームの提供と、人材トレーニングのための投資を引き続き進めています。今年にはすでに3万人を超えるTCS社員が、新しい実験的なデジタルラーニングプラットフォームを使った新たな技術のトレーニングを受けています」とコメントしています。

TCSのCFO(最高財務責任者)ラジェシュ ゴピナタンは、「外部環境が激しく動く中で、TCSは事業成長を支えるため、引き続き規律ある、また機敏な業務遂行に取り組んでいます。利益への注力を通じ、将来の成長への投資を行い ながらも利益率が直前期から拡大し、また好調なキャッシュフローを生成しました」と述べています。

第2四半期には、BFS、小売、ライフサイエンス、および旅行とホスピタリティを筆頭として、すべての産業で直前期からの成長を達成しました。英国、北米、および欧州をはじめとするコア市場は、中南米、インド、および中東アフリカ地域などの新興市場と共に着実に成長を遂げました。資産活用ソリューションに率いられ、すべてのサービス分野でバランスの取れた成長が見られました。

第2 四半期の主な契約案件

  • 大手生命保険相互会社から、TCS Integrated Service Delivery ModelとGNDMを活用したITアプリケーションポートフォリオの効率化、および自動化推進のための戦略的パートナーに選ばれました。
  • 全社的なアプリケーションマネジメント、インフラストラクチャサポート、およびアシュアランスサービスを含む、複数年度のマネージドサービス契約を通じ、北米有数の小売企業との関係を拡大しました。
  • 英国の大手ユニバーサルバンクから、大規模な変革プログラムにアプリケーション開発、プロダクションサポート、およびサービスデリバリーを提供する戦略的パートナーに選ばれました。
  • 北米有数の総合的公共サービス企業から、ITインフラストラクチャ業務の管理と変革を行う戦略的パートナーに選ばれました。
  • 北米の電話会社から、品質保証および検査組織を変革するための戦略的パートナーに選ばれました。
  • 世界的な医療診断企業から、SAPトランスフォーメーションプログラムの次期フェーズのパートナーに選ばれました。
  • 欧州の工業生産企業から、インフラストラクチャサービスのための戦略的パートナーに選ばれました。
  • 世界有数の特殊包装材メーカーから、財務、人事、および調達部門の変革を管理する戦略的パートナーに選ばれました。
  • 大手IT企業から、同社が世界中に展開する製品ラボのすべてを対象とした、エンドツーエンドのラボ管理サービスのプロバイダーに選ばれました。
  • 大手航空機メーカーから、アナリティクスとビジネスインサイトのため、分散されたITシステムとP&Lからのすべての財務データを統合するデータレイク導入を受注しました。
  • 大手航空機メーカーから、請負サービス契約のためのIoTアプリケーション開発を受注しました。
  • グローバルな大手メディア調査会社から、TCS TAPを用いて請求から支払までのサイクル効率を改善。財務会計部門をより簡素化かつ敏速な組織とするための変革業務を受注しました。
  • アジア太平洋地域有数の出版社から、TCSのTAPプラットフォームを使った財務業務変革を受注しました。

デジタルサービスとソリューション関連の主な契約案件

  • グローバル規模の銀行から、ビッグデータを活用した先進的なアナリティクスのための戦略とテクノロジーロードマップ策定を受注しました。
  • アジア太平洋地域の銀行から、Hadoopベースのデータレイクのためのアーキテクチャとロードマップ構築に向けたコンサルティングサービスを受注しました。
  • 欧州の小売複合企業から、ビッグデータテクノロジーを使った商品情報管理プログラム導入を受注しました。
  • 欧州の公益事業会社からアナリティクスとインサイト提供を受注しました。
  • 中東有数の銀行から、カスタマーエクスペリエンスプログラムのためのソーシャルメディア用ロードマップを対象としたコンサルティングサービスを受注しました。
  • 北米有数の銀行から、ソーシャルコラボレーションプラットフォームの導入を受注しました。
  • 英国の公益事業会社から、クラウドベースのエンタープライズデータ統合プラットフォーム開発のためのコンサルティングサービスを受注しました。英国の大手保険会社から、デジタルトランスフォーメーションのための戦略的パートナーに選ばれました
  • 欧州の銀行から、次世代カスタマーエクスペリエンスプログラムのためのデジタルバンキングプラットフォーム開発を目的とした戦略的パートナーに選ばれました。
  • 欧州の銀行から、顧客向けオンラインチャンネルの企画と強化を受注しました。

Ignio(TM)
Ignio(TM)はお客様のテクノロジーとビジネス運営の再構築を支援する、TCSのニューラルオートメーションプラットフォームです。他にはない価値を提案できるIgnio(TM)には、さまざまなお客様から非常に大きな反響が寄せられています。 

  • 英国のある金融機関は、ビジネスまたはテクノロジーの変化がもたらす影響のモデリングと予測を行い、また問題を先取りした計画策定にIgnio(TM)を活用しています。
  • 北米有数の市場調査会社は、同社のインフラストラクチャ業務の敏速性と効率改善および変革を目的とし、またそのテクノロジー業務全体にわたってインテリジェントな自動化を行うためIgnio(TM)を採用しました。
  • 北米のある金融機関は、ビジネスクリティカルとカスタマーインターフェースのウェブアプリケーションの状況チェックと診断のためIgnio(TM)を展開しています。
  • 北米のある製造企業は、ITインフラストラクチャとプラットフォームのコンプライアンスチェックを目的としたIgnio(TM)のパイロット運転に成功しました。

TCS BaNCS(TM)

  • アジア太平洋地域有数の銀行から、アジア13カ国にまたがる支払ハブ導入を受注しました。
  • 中東アフリカ地域有数の銀行から、支払業務に関する案件を受注しました。
  • 英国有数の相互金融機関から、コアバンキング業務変革案件を受注しました。
  • アジア太平洋地域の金融機関2行から、コアバンキング業務変革案件を受注しました。
  • 中東アフリカ地域有数の相互金融機関から、新興諸国すべてを対象市場として、保険およびウェルスマネジメントプラットフォームを企業全体に拡大する業務を受注しました。

デジタルラーニングプラットフォーム
本会計年度内に10万人を対象として、デジタルトレーニング実施のための新たなラーニングプラットフォームを開設しました。このトレーニングプラットフォームでは、実体験型のデジタル関連全領域のコンテンツが用意され、すでに3万人を超える社員がこのプラットフォームのコースを受講しています。この新しいデジタルラーニングプラットフォームおよび連携するプラットフォームでは、クラウド環境を通じていつでもどこでも研修を受けることができます。

イノベーションと知的財産
2015年9月30日現在、TCSは当四半期に申請した59件を含めて2,432件の特許を申請中で、これまでに277件の特許を取得しています。

人材関連
TCSは事業拡大を支えるため、採用活動を継続。第2四半期には25,186人を新規に採用(純増は10,685人)し、期末現在の連結ベースの総従業員数は335,620人となりました。稼働率(トレイニーを除く)は86%、トレイニーを含む稼働率は82.3%となりました。BPSを含めた離職率(直近12カ月)は16.2%でした。

エクゼクティブバイスプレジデント兼グローバル人事部門最高責任者のアジョイ ムカージーは次のように述べています。「第2四半期には離職率が低下し、従業員の純増が1万人を超えました。継続的かつ積極的な採用を行った結果、この四半期には過去最高となる25,000を超える人々がTCSに加わりました。」

受賞と認定
ビジネスリーダーシップ:

  • ForbesによるWorld’s Most Innovative Companies (世界で最も革新的な企業)にランクイン
  • Dataquestによる2015年インドIT企業トップ20の首位を獲得
  • 2015年「Make In India Awards」を受賞
  • Global IPR 2015 Conclave において「Best In House IP Team of the year - IT & Technology」に認定
  • TATA Institute of Social Sciences (TISS) Leapvault CLO Awards India にて以下の3分野で金賞を獲得

  • - Global L&D Team of the year
    - Best Risk/Safety/Policy Compliance Training Program
    - Best Virtual Learning Program
  • 2015 IDC Financial Insights FinTech Rankings Top 100にて首位を獲得
  • Best Leadership Development Practices of Asia Awardsにて「Best Practice in Developing Future Leaders」賞を獲得
  • TCS ウルグアイがCrear Award 2015 Anniversary Special Edition for "Innovation and Best Practices in Human Capital"を受賞

パートナー:

  • Expericon 2015にてFastest Growing SI Partner of the Yearwo2015 SAP® Pinnacle award を受賞
  • Pegasystems Partner Excellence AwardsにてBusiness Transformation Awardに選出

リーダーシップ:
エヌ チャンドラセカラン

  • Institutinal Investor誌の2015 All-Asia Executive Team rankingsにてTechnology/IT Services & Software分野のベストCEOに選出


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