TCS: 大幅な受注拡大とコア市場の貢献により第1四半期において幅広い事業での成長を達成

 
2015年7月10日


主要セクターでの「Digital」プロジェクトが大きく成長 売上高:前年同期比9.3%増の40億3,600万ドル

  • 受注量は4.8%増
  • 純利益は前年同期比6.2%増の8億9,800万ドル
  • 2016年度に10万人の「Digital」プロフェッショナルを育成
  • Ignio(TM)の提供を開始 – 世界初のエンタープライズ向けニューラル自動化システム

* 本プレスリリースの日本語抄訳では、会計年度表示を本社(インド)に合わせた表記としています。
(例:2016年3月31日を末とする会計年度は「2016年度」となります)

このページは2015年7月9日(現地時間)にインド ムンバイにて発表されたプレスリリースの抄訳です。発表内容の詳細は原文をご覧下さい。
原文はこちら

2015-16年度第1四半期ハイライト
  • 新規採用者数:20,302人
  • 総従業員数:324,935人
  • 稼働率:86.3%(トレイニーを除く)
  • 2,000万ドルを超える規模の新規クライアント:10社
  • 5,000万ドルと1億ドルを超える規模の新規クライアント:それぞれ1社

2015年7月9日、インド・ムンバイ発-ITサービス、コンサルティングおよびビジネスソリューションのリーディングカンパニーであるタタコンサルタンシーサービシズ(本社:インド・ムンバイ、以下「TCS」)は、IFRS(国際財務報告基準)に基づき、2015年6月30日を末日とする2016年度 第1四半期の連結決算を発表しました。

TCSの代表取締役社長兼CEO(最高経営責任者)エヌ チャンドラセカランは第1四半期の業績について、次のように述べています。「北米をはじめとするコア市場での需要、および金融サービス、小売、ライフサイエンスなど主要セクターでのデジタルソリューションの勢いが第1四半期の受注量と成長を牽引しました。IPとプラットフォーム、およびデジタル関連の業務能力への大規模な投資、またプロジェクト遂行の実績により、今会計年度での成長に向けた強固な基盤を確保しました。」

さらに、「デジタル分野では、多くの受注見込み案件が、さまざまな産業にわたって導入されていることを踏まえ、今会計年度には関連するすべてのテクノロジーの技術者を、10万人以上育成するための投資を行います」とコメントしています。

TCS のCFO(最高財務責任者)ラジェシュ ゴピナタンは、「業務のすべての面にわたる規律ある取り組みにより、リスク回避要素および季節的な給与引き上げと昇進による影響にもかかわらず、営業利益率を見込み範囲内に収めることができました。引き続きキャッシュコンバージョンレシオの最適化と共に、事業面でのニーズを先取りした人材とテクノロジーへの投資を推します。」と述べています。

第1四半期には、北米、英国、欧州、中東・アフリカ、およびアジア太平洋の各コア市場での大きな成長が推進源となり、1億3,600万ドルの売上増を計上しました。業界セグメント別では、小売、ライフサイエンス、BFSI、および通信が成長の牽引役となりました。サービス別では資産活用ソリューションが最も大きな成長を遂げ、これにインフラストラクチャサービス、アシュアランスサービス、およびBPSが続きました。

第1 四半期の主な契約案件

  • 通信テクノロジーの世界的リーダー企業から、IT変革のための戦略およびリードパートナーに選ばれました。
  • 欧州有数の金融機関から、インテリジェント・オートメーションとアナリティクスを通じてインフラストラクチャシステムを変革および管理する、戦略的パートナーに選ばれました。
  • 北米と英国を拠点とする大手デジタルソリューションおよびローカルマーケティング企業から、同社の世界的なデジタルおよび印刷業務を合理化、変革するために、複数年度にわたるプログラムの戦略パートナーに選ばれました。
  • インド亜大陸の大手銀行から、銀行取引業務のために、TCS BaNCS Core Bankingプラットフォーム(デジタルチャンネルを含む)に選ばれました。
  • 英国有数の小売企業はTCSとの関係を拡大し、簡素化、業務迅速化、デジタル変革を推進するため、すべてのアプリケーションおよびインフラストラクチャ業務、ならびにテストサービスの一体化を決定しました。
  • 北米の高級ファッション企業から、グローバルな事業拡大、社内業務の効果改善、運営効率改善、および標準化を支えるリモートインフラストラクチャーサービス提供を受注しました。
  • 化学品製造企業から、複数のテクノロジープラットフォームを用いた、数百億ドル規模、多年度のアプリケーションサポートおよび変革プロジェクトを受注しました。
  • 欧州の大手銀行から、アプリケーション開発とメンテナンスサービスをグローバルに提供する、戦略的ITパートナーに選ばれました。
  • 米国有数の小売企業が利益率の改善に向けた販売業務変革のために、TCSのデジタルマーチャンダイジングソリューション Suite Optumera™を採用し、店舗レイアウトと商品ミックスの最適化を進めています。

デジタルサービスとソリューション関連の主な契約案件

  • 北米の銀行から、TCS Event Maestro™を使ったモバイルベースのイベント管理システム展開を受注しました。
  • 英国有数の小売企業から、モバイルテクノロジーを使ったギャップスキャンと在庫調整プロジェクトを受注しました。
  • 欧州有数のライフサイエンス企業から、モバイル機器を使った臨床試験ワークフローの記録プロジェクトを受注しました。
  • 英国有数の銀行から、ビッグデータ活用のためのコンサルティングとテクノロジーサービス提供を受注しました。
  • 欧州有数の通信企業から、顧客満足度改善を目的とし、ビッグデータテクノロジーを使った重要業績評価指標を計算するシステムを受注しました。
  • 北米の製造企業から、同社のテレマティクスソリューションのためのビッグデータ活用ロードマップとアーキテクチャーを定義する、コンサルティングサービス提供を受注しました。
  • グローバルな大手ライフサイエンス企業から、ソーシャルメディアアナリティクスを推進するための優先パートナーに選ばれました。
  • 北米に拠点を置く多国籍化学品企業から、アジア太平洋諸国での農業科学事業を対象とした、デジタルマーケティング戦略策定のためのプロジェクトを受注しました。
  • 欧州の航空会社から、同社のロイヤルティプログラムに関連したカスタマーエクスペリエンスを改革するプロジェクトを受注しました。
  • 北米の大手ハイテク企業から、リアルタイムのキャンペーン展開のため、クリックストリームデータを処理するシステムの開発を受注しました。

Ignio(TM)
お客様のテクノロジーとビジネス運営の再構築を支援するため、TCSは6月にエンタープライズ向けニューラル(神経)自動化プラットフォームのIgnio(TM)を公開しました。他にはない価値を提案できるIgnio(TM)にはさまざまなお客様から非常に大きな反響が寄せられています。

  • 英国の金融機関から、「サービスアズソフトウェア」による新しいITインフラストラクチャの設計、管理、調達、およびパフォーマンス管理のためIgnio(TM)が選ばれました。
  • 英国の大規模スーパーマーケットチェーンでは、ITインフラストラクチャの効率的、効果的な管理のためIgnio(TM)が活用されています。
  • グローバルな大手生命保険企業では、オンデマンドの健康診断の管理、業績管理、および容量管理にIgnio(TM)が使用されています。

TCS BaNCS(TM)

  • アジア太平洋地域の2行の商業銀行から、銀行取引業務のためTCS BaNCS(TM)コアバンキングがデジタル製品/サービスと共に選ばれました。
  • 2行の銀行から、資本市場業務のためTCS BaNCS(TM) Capital Markets製品スイートが選ばれました。

Cloud Platform

  • 38社の新たなお客様から、業務見直しと業務の俊敏性強化のためTCS Cloud Platformソリューションが選ばれました。
  • 11社の新たなお客様から、ITプログラムの効率、品質、および生産性改善を目的とし、業務プロセスのデジタル化と作業自動化のためTCS Mastercraft™の各製品が選ばれました。

イノベーションと知的財産:
2015年6月30日現在、TCSは当四半期に申請した66件を含めて2,359件の特許を申請中で、これまでに231件の特許を取得しています。

デジタルラーニングプラットフォーム
本会計年度内に10万人を対象にデジタルトレーニングを実施するための新たなラーニングプラットフォームを開設しました。このトレーニングプラットフォームでは、実体験型のデジタル関連の全領域のコンテンツが用意され、クラウド環境を通じていつでもどこでも研修を受けることができるようになります。

人材関連 :新規採用者数20,302人、純増5,279人
TCSは事業拡大を支えるため、採用活動を継続しました。第1四半期末現在の連結ベースの総従業員数は324,935人となりました。稼働率(トレイニーを除く)は86.3%、トレイニーを含む稼働率は82.9%となりました。BPSを含めた離職率(直近12カ月)は季節的要因のため上昇して15.9%でした。女性従業員の比率は33.5%で出身国の数は124か国に増加しました。

エクゼクティブバイスプレジデント兼グローバル人事部門最高責任者のアジョイムカージーは次のように述べています。「引き続きTCS従業員の新たなテクノロジーへの習熟度を高め、生産性を向上するツールを提供し、またグローバルなプロフェッショナルによる互いに高度に関わり合う、多様なチームを構築することに注力しています。これによって稼働率は85%を大きく超える水準に維持されています。また今年の新規採用者を業務に組み込むためのプロセスにもすでに着手しています。」

受賞と認定
ビジネスリーダーシップ:

  • American Business Awards 2015にて以下の各賞を受賞

  •  o Gold Stevie for Human Resource Executive of the Year
     o Two Silver Stevies for Corporate Social Responsibility Program and HR Department of the year
     o Bronze Stevie award for the HR team of the year
  • Brand Financeによる米国トップブランドランキング(Top 100 US Brands)の57位にランクイン
  • Dun & Bradstreet Corporate Award 2015 を受賞
  • Top Employers Instituteより2015年の南米最高の雇用者に認定
  • Golden Peacock National Training Award 2015 を受賞
  • TCS Chinaが「Global CEO Innovation Summit 2015」にて以下の各賞を受賞

  •  o Innovative CEO of the Year(TCS China社長)
     o Best Achievement Award”(TCS China Universityプログラム)
  • Passport Seva Project がTriple ISO Certificationを獲得

パートナー:

  • 2015 SAP® Pinnacle award を受賞
  • Red Hatから北米のSystem Integrator Partner of the Yearの認定を受ける
  • 日立データシステムズからGlobal System Integrator Partner of the Year 2015の認定を受ける


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