マレーシア航空

TCSの支援によりクラウド化を実現

2017年10月30日

 

業界初となるフルサービス航空会社の完全クラウド化により革新と変革を実現し、将来に向けた新たな体制の構築を支援

 

クアラルンプール | ムンバイ、2017年10月30日:タタコンサルタンシーサービシズ(TCS)は本日、マレーシア航空のデータセンターをハイブリッドクラウドモデルに完全移行する、大規模かつ業界初のIT変革プロジェクトが完了したことを発表しました。

マレーシア航空とTCSは複数年にわたり強固な関係を構築しています。その関係をより発展させるものとして、同航空にとって過去最大規模のIT変革プロジェクトのパートナーにTCSは選ばれました。TCSは、同航空の競争力強化と将来に向けた新たな体制構築を視野に入れ、ミッションクリティカルなデータセンター基盤と膨大な数のアプリケーションをハイブリッドクラウド環境(Microsoft Azure:80%、プライベートクラウド:20%)に移行する大規模かつ複雑なプロジェクトを指揮しました。

マレーシア航空は今回のプロジェクトにおいて、ミッションクリティカルな業務システム、オペレーションシステム、企業システムを実行する200近いアプリケーションのすべてを、既存のデータセンターからクラウド環境へ移行しました。こうした本格的なクラウドソリューションの導入は、フルサービスの航空会社として世界初の試みです。

マレーシア航空 最高情報責任者(CIO)のタン コク メン(Tan Kok Meng)氏は次のように述べています。「当社は、中核的なIT運営体制を “As-a-Service”モデルに移行し、コスト削減、スケーラビリティ、効率性、機敏性といった重要な要素を飛躍的に向上させるという野心的な目標に挑みました。 TCSは、当社のクラウド化の成功において必要不可欠かつ信頼できるパートナーとして、この試みを支えてくれています。マレーシア航空がより優れたカスタマーエクスペリエンスをお客さまに提供し、デジタルケーパビリティを備えたリーダーとなることを可能にするソリューションをTCSとともに構築できたことを誇りに思います」

クラウドセントリックモデルは成功と呼ぶにふさわしい成果を上げ始めています。例えば、2016年半ば以降の5年間で51%のコスト削減を達成する見通しです。このほか、コアアプリケーションでは最大で80%の生産性向上が図られ、いくつかの事例では、従来、数日を要していたアプリケーション配信時間が数時間に短縮されました。さらにセキュリティやコンプライアンス、レポート機能も強化されています。

TCSアジアパシフィック プレジデントのギリシュ ラマチャンドラン(Girish Ramachandran)は、次のように述べています。「長年のパートナーであるマレーシア航空が、競争が激化する世界の航空業界において自社のIT環境を刷新し、さらなる競争力獲得を可能にする革新的かつ業界を主導するクラウドファーストモデルの構築に貢献できたことを喜ばしく思います。この業界初の大きな試みは、サービス価値や業務効率の向上だけでなく、デジタルの力によって再構築された完全クラウドのITモデルによってカスタマーエクスペリエンスの向上が期待できる点でもきわめて意義あるものです」

TCSはプライマリサービスパートナーとして、マイクロソフトやSAPをはじめとしたベンダー各社と協働し、マレーシア航空のデジタル化への移行が、シームレスかつコスト効率が高く、同航空のビジネス遂行に影響を及ぼすことなく円滑に進められるよう注力しました。

今回のプロジェクトでは、クラウドとの互換性を確保するレガシーアプリケーションの再プラットフォーム化や、大規模で複雑な航空会社のオペレーション事情を考慮したネットワークサービスのプロビジョニング(*)も行いました。(プロジェクトの概要はこちら

* ネットワーク設備やシステム管理、ストレージ管理設備などを顧客ニーズに応じて提供するプロセス

 

マレーシア航空とTCSは、2010年にITインフラストラクチャサービスの5年契約を締結し、以降、その関係を発展させてきました。今回のクラウド移行プロジェクトは、両社のパートナーシップを表す最新事例となります。
過去に行われた同航空のデータセンターオペレーション事例についてはこちらをご覧ください。

 

【マレーシア航空について】
マレーシア航空はマレーシアのフラッグ・キャリアとして同国を拠点とした路線を展開し、マレーシアの豊かな多様性を取り入れた、思い出に残る空の旅を日々4万人の乗客に提供しています。マレーシアの豊かな伝統や文化、料理、おもてなしの心など、多様性に富んだマレーシアを機内で体現するとともに、マレーシア国内の新路線開拓にも注力しています。
2015年9月以降はMalaysia Airlines Berhadとして事業を展開しています。oneworld®への加盟により、世界150カ国以上、1,000の目的地を結ぶシームレスな旅を提供しており、乗客は世界650以上の空港ラウンジを利用できます。2016年初頭のエミレーツ航空との提携により、今後、アジア、アフリカ、南北アメリカ、中東の最大90の目的地に共同運航便を運航する予定です。詳しくは www.malaysiaairlines.com をご覧ください。

 

【タタコンサルタンシーサービシズ(TCS)について】
タタコンサルタンシーサービシズは、世界の企業を顧客として革新的かつ業界最高水準のIT サービス、コンサルティング、およびビジネスソリューションを提供する企業です。TCS はコンサルティングを基盤とし、IT、BPS、インフラストラクチャ、エンジニアリングおよびアシュアランスサービスを総合的に展開しています。これらは卓越したソフトウェア開発の基準として認識されている、TCS 独自のグローバル・ネットワーク・デリバリー・モデル™(Global Network Delivery Model™)を通じて提供されています。TCS は世界有数のコングロマリット(複合企業体)であるタタグループに属し、389,000人を超える最高のトレーニングを受けた人材を世界46カ国に展開しています。2017年3月31日を末日とする会計年度の売上高は175.8億米ドルに達し、インドナショナル証券取引所とボンベイ証券取引所にも上場しています。 TCSの詳細は www.tcs.com をご覧ください。

 

※本内容は、2017年10月30日(現地時間)にマレーシア・クアラルンプール、インド・ムンバイで発表されたプレスリリースの抄訳です。発表内容の詳細は、原文(英語)をご覧ください。

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