発電所の運転をデジタル技術で変革する

インテリジェントなソリューション「TCS IP2」の提供を開始

2018年12月4日

 

AI、IoT、デジタルツイン技術を組み合わせた「TCS IP2」ソリューションにより、発電所の基幹設備のサポート、信頼性・柔軟性の向上、排出量の削減、2~3%の操業コスト抑制に貢献

 

ニューヨーク |ムンバイ、2018年12月4日:タタコンサルタンシーサービシズ(TCS)は、発電所の運転のデジタル・トランスフォーメーションを支援し、変化のさなかにある電力市場において競争力獲得に貢献する、発電所向けのインテリジェントなソリューション「TCS IP2」の提供を開始したことを発表しました。

TCS IP2は、発電所の基幹設備を支えて安定した発電を図るとともに、運転を効率化し、排出量を最小化します。
現在、電力会社は、再生可能エネルギーを利用した分散型電源の利用拡大に加え、発送電の構造変動により、価格競争力や運転の柔軟性、厳格化する排出基準への対応など、さまざまな課題に直面しています。

TCS IP2は、TCSが提唱するBusiness 4.0™*のフレームワークや、AI、IoT、デジタルツインなどの技術を活用し、全負荷運転時のみならず部分負荷運転時においても発電所のパフォーマンスを最適化するインテリジェントなデジタルソリューションで、クラウド、オンプレミスのいずれもが選択できます。既存の機器やシステムなど制約のある環境で機能し、設備制御システムのセンサーから収集した情報や、TCSが独自に開発した高度なインダストリアル・アナリティクスに基づき、ボイラーやタービン、発電機など、設備機器のリアルタイムのインサイトを提供します。

こうしたインサイトは、障害の予測や回避、運転の最適化、燃料消費量の低減、排出量の削減に役立ちます。TCS IP2の使用により、運転・保守コストを最大で2~3%削減することが可能です。本ソリューションを導入したある発電所では、1ギガワット当たり年間150万ドル以上のコスト節減に成功しています。

TCS バイスプレジデント 兼 IoT・エンジニアリング・サービス グローバルヘッドのレグー・アヤスワミ―(Regu Ayyaswamy)は、次のように述べています。
「革新的なデジタル技術により、電力業界全体には発電所運転の全面的な変革の機会が訪れています。TCSは公益事業分野の要求事項と最先端のデジタル技術を独自の方法で掛け合わせることで、このソリューションを開発しました。TCS IP2はデータサイエンス、物理学をベースとしたAI、IoTの分析モデルと分析フレームワークを用いて、発電エコシステム全体の改善や、持続可能性の向上、卓越した価値の創出、よりよいカスタマーエクスペリエンスの実現に寄与します」

また、ARC アドバイザリグループのリサーチ・ディレクタ、ハリー・フォーブス(Harry Forbes)氏は、次のように述べています。
「現在、発電所の基幹設備は、プラントやそのサポートシステムの設計当時には全く想定されていなかった運用環境に置かれています。TCS IP2は、デジタルツインやAIといった新たな技術が、こうした基幹設備をどのように支援できるかを示す、ひとつの優れた例といえるでしょう」

 

Business 4.0™について

目まぐるしい変化が続く現代のビジネス環境において、企業がデジタル技術を駆使し、ビジネス変革を実現する上で不可欠な技術的要素と企業の行動指針を集約した、TCS 独自のソートリーダーシップ・フレームワークです。

TCS は、その技術的要素として、「人工知能(Intelligent)」、「アジャイル(Agile)」、「自動化(Automated)」、「クラウド化(on the Cloud)」を挙げ、これらの技術の活用に加え、「マス・パーソナライゼーション(Mass Personalization)」、「卓越した価値の提供(Build Exponential Value)」、「エコシステムの活用(Leverage Ecosystems)」、「リスクの受容(Embrace Risk)」を実践することが重要であると提唱しています。

TCS は、デジタル技術の急速な進化によって従来の市場に破壊的な変化をもたらす企業が次々と出現する現代を「Business 4.0™時代」と認識する一方、この厳しい市場環境においてビジネス変革を実現した企業を「Business 4.0™企業」と定義し、ビジネス変革を目指す顧客企業への啓蒙活動に取り組むとともに、顧客企業のパートナーとしてデジタル・トランスフォーメーションの道のりを支援しています。

Business 4.0™の詳細については、www.tcs.com/jp-ja/Business40 をご覧ください。

 

Tata Consultancy Services Ltd (TCS) について

タタコンサルタンシーサービシズは、革新的かつ業界最高水準のIT サービス、コンサルティング、およびビジネスソリューションを世界中の大手企業に向けて提供し、その変革への道のりを支援している、IT サービス、コンサルティング、およびビジネスソリューション企業です。TCS はコンサルティングを基盤とし、コグニティブ技術を活用したBPS、エンジニアリング・サービスやソリューションを総合的に展開しています。これらを卓越したソフトウェア開発の基準として認識されている、TCS 独自の「ロケーション・インディペンデント・アジャイル・デリバリー・モデル(Location Independent Agile Delivery Model)」を通じ、地理的な制約にとらわれることなく提供しています。

TCS は世界最大規模の多国籍複合企業体であるタタグループに属し、最高水準のトレーニングを受けた41 万1,000 人を超える人材を擁し、世界46 カ国で事業を展開しています。2018 年3 月31 日を末日とする会計年度の売上高は190 億9,000 万米ドルで、インドナショナル証券取引所とボンベイ証券取引所にも上場しています。また、気候変動に対する積極的な取り組みや表彰を受けた地域活動を世界中で展開しており、ダウ・ジョーンズ・サステナビリティ・インデックスやMSCI グローバル・サステナビリティ・インデックス、FTS4E グッド・エマージング・インデックスをはじめ、主要なサステナビリティ指数の構成銘柄に名を連ねています。

TCS の詳細については、www.tcs.com をご覧ください。

 

※本内容は、2018年12月4日(現地時間)、米国・ニューヨークおよびインド・ムンバイで発表されたプレスリリースの抄訳です。

発表内容の詳細は原文をご覧下さい。

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