第15回国際カーエレクトロニクス技術展 (カーエレJAPAN)

展示会出展レポート

第15回オートモーティブワールド

国際カーエレクトロニクス技術展(カーエレJAPAN)

 

日本タタ・コンサルタンシー・サービシズ(日本TCS)は、2023年1月25日(水)~27日(金)に東京ビッグサイトで開催された「第15回オートモーティブワールド:国際カーエレクトロニクス技術展(カーエレ JAPAN)」に出展しました。

600社が出展し、自動運転/ADAS(先進運転支援システム)、xEV技術、半導体、ソフトウェアなど、カーエレクトロニクスの進化を支える最新技術が一堂に会した本展示会。開催期間中は寒波に見舞われましたが、3日間で25,000名以上が来場し、熱気あふれるイベントとなりました。

日本TCSのブースの様子
 

スタッフから説明をうける
日本TCS代表取締役社長の垣原弘道(写真右)
 

現在自動車業界はCASE*技術にフォーカスしています。日本TCSはこの技術に着目し、自動運転のシミュレーター、サイバーセキュリティー、ゾーン・アーキテクチャー、ソフトウェアのover the airアップデートなどを総合的に紹介しました。

*Connected(コネクテッド)、Autonomous(自動運転)、 car Shared(シェアリング)、Electric(電動化)

 

また、デジタルトランスフォーメーションのコーナーでは、バーチャル・リアリティー技術を活用した自動車工場での組み立てトレーニングを紹介し、操作を体験していただきました。特定の技術や製品、部品やツールに特化した出展ブースが多い中で、当社は多くのシステムにまたがり複雑な組み合わせ作業を必要とする、複合システムの開発事例を展示。この結果、多くの来場者さまが日本TCSのブースを訪問くださいました。さまざまな最先端技術をこのレベルで展示できる企業は、世界でもそう多くないと確信しています。

バーチャル・リアリティー体験コーナー
 

電気自動車テクノロジー紹介コーナー
 

自動運転を評価するドライブシミュレーターには、特に多くの注目が集まりました。本シミュレーターには運転席の前に運転者の挙動をモニターするカメラが設置されています。わき見運転や居眠り運転などの危険を検知することで、事故の未然防止が期待されています。

試乗されたお客さまからは「実際の開発現場で、ドライブシミュレーターを応用できる可能性が十分あることを理解できた」とご好評いただき、後日メディアでも紹介されるなど、ドライブシミュレーターへの関心の高さがうかがえました。

自動運転評価用ドライブシミュレーター
 

ドライブシミュレーターの試乗体験
 

日本TCSのブース概要:

  1. コネクテッドモビリティーとクラウド
    • OTAソフトウェアアップデートで、ユーザー体験を向上
    • コネクテッドサービスを用いて、デジタル体験を実現可能に
    • リモート・ビークル・ヘルス・マネジメント (SOVD)

  2. ドメインコントローラー・プラットフォーム
    • 次世代型の高性能な統合型ドメインコントローラー・アーキテクチャー
    • コックピット・ドメインコントローラで、シームレスなユーザー体験
       
  3. 電気自動車サイバーセキュリティー
    • EV/HEV向け電動車両技術
    • サイバーセキュリティー対応の、プラグ・アンド・チャージの充電方式(ISO15118)
       
  4. デジタルトランスフォーメーション
    • バーチャル・リアリティーで、自動車向けのユースケースを検討
    • 自動車分野におけるさまざまな開発作業の、インテリジェントな自動化(RPA)
       
  5. 自動運転
    • ラボでの自動運転評価向けドライブシミュレーター

 

当社の技術やサービスに関心をお持ちいただいた方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。また、ご希望により個別のワークショップ開催やショーケースも可能です。

お問合せ先:

日本タタ・コンサルタンシー・サービシズ株式会社
IoT & デジタルエンジニアリング統括本部
Email: JPsm.japanautomotive@tcs.com

IoT & デジタルエンジニアリング統括本部のメンバー

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