TCS、2030年までにネットゼロ排出を目指す

Press Release

TCS、2030年までにネットゼロ排出*1を目指す

2021年6月10日

 

「ビジョン25x25(Vision 25x25)」*2、再生可能エネルギー、デジタル技術を活用し、2025年までに炭素排出量70%削減、2030年までにネットゼロ排出の実現を目指す

ムンバイ、2021年6月3日:タタコンサルタンシーサービシズ(TCS)は、2025年までに「スコープ1」および「スコープ2」*3の温室効果ガス絶対排出量を70%削減し(2016年比)、2030年までにネットゼロ排出を達成する計画を発表しました。

TCSは、2020年までにカーボンフットプリントの半減を目指す目標(2008年)を当初の予定よりも前倒しで達成したことから、近頃公表した年次報告書(2020-2021)において、この新たな炭素削減目標を定めました。2021年度時点で、スコープ1およびスコープ2のカーボンフットプリントは、基準年(2008年)に比べ、61.6%減少しています。

カーボンフットプリント削減に向けたTCSの戦略の中心には、環境に配慮した建造物を不動産ポートフォリオに採用することによるエネルギー効率改善、ITシステムの電力消費削減、IoTやAI・機械学習を活用して敷地内のエネルギー消費を最適化するソリューション「TCS Clever Energy」の活用が挙げられます。

TCSの「ビジョン25x25」は、TCSの事業の成長を施設の拡張と切り離すとともに、従業員の通勤や出張に伴う排出を減らすことを目指した戦略的施策です。TCSは、ネットゼロ目標のほか、再生可能エネルギーの利用促進やカーボンオフセットにも取り組んでいます。

TCS COO(最高業務執行責任者)兼エグゼクティブディレクターのN.ガナパシー・スブラマニアム(N. Ganapathy Subramaniam)は、次のように述べています。

「TCSのネットゼロ目標は、環境への責任を果たすための新たな取り組みの基礎となっています。排出を削減し、産業革命以前に比べ、地球の平均気温上昇を摂氏2度(理想的には1.5度)未満に抑制するために、あらゆる組織が従来のビジネスモデルを再考し、持続可能な成長を目指す必要があります。TCSは、目的達成を見据えた世界観と技術革新を組み合わせることで、自らの持続可能性を追求するだけでなく、お客さま、地域社会、行政と手を携えて、持続可能な未来に向けたソリューションを率先してつくり上げていくことができる独自の立場にあります」

2021年度、TCSは環境負荷を大幅に削減しましたが、これは、TCS独自の「Secure Borderless Workspaces(SBWS」運用モデルによって実現したリモートワークへの大胆な転換によるものです。全従業員の97%超が年間を通じて在宅勤務したことで、資源消費、排出、廃棄物が大幅に減少しました。年間のエネルギー消費量の絶対値は前年比で46.6%低下し、炭素排出量の絶対値(スコープ1およびスコープ2)は48.8%減少しました。

TCSは、排出量削減とリサイクルの取り組みを通じ、水資源の保全にも取り組んでいます。埋立処分される生物分解性廃棄物と排水ゼロにより、使い捨てプラスチックの使用を廃止し、再生可能プラスチック全量のリサイクルも実現しました。

TCSは、ISO 14001:2015環境管理システム基準の認証を世界の120拠点で取得しています。最近ではEcoVadis(エコバディス)の「2021年 サステナビリティ調査(EcoVadis 2021 Sustainability Assessment)」において8年連続でゴールドの評価を受けました。TCSは、「環境」「労働と人権」「倫理」「持続可能な調達」の4つの評価分野のすべてにおいて同業他社を上回りました。

以上

*1 自社による直接排出に第三者(サプライヤーからエンドユーザー)による間接的排出を含む炭素排出ゼロ

*2 2025年までにオフィスに勤務する従業員を全体の25%とし、従業員のオフィス滞在時間を25%に抑制し、同じ拠点でプロジェクト業務に従事するチームのメンバーを25%に留めることを目指すTCS独自のビジョン

*3 1998年、世界環境経済人協議会(WBCSD)世界資源研究所(WRI)によって共同設立されたグリーンハウスガス(GHG)プロトコルが定める温室効果ガス排出量算定基準およびガイドライン
スコープ1:事業者による温室効果ガスの直接排出(燃料消費・工業プロセス)
スコープ2:第三者から供給された電力・温熱・蒸気の使用に伴う間接排出


タタコンサルタンシーサービシズ(TCS)について

タタコンサルタンシーサービシズ(TCS)は、革新的かつ業界最高水準のIT サービス、コンサルティング、およびビジネスソリューションを世界中の大手企業に向けて提供し、その変革への道のりを支援している、50年の歴史を持つITサービス、コンサルティング、およびビジネスソリューション企業です。TCS はコンサルティングを基盤とし、コグニティブ技術を活用したBPS、エンジニアリング・サービスやソリューションを総合的に展開しています。これらを卓越したソフトウェア開発の基準として認識されている、TCS 独自の「ロケーションインディペンデント・アジャイル・デリバリーモデル(Location Independent Agile delivery model)」を通じ、地理的な制約にとらわれることなく提供しています。

TCS は、世界最大規模の多国籍複合企業体であるタタ・グループに属し、最高水準のトレーニングを受けた48万8,000人を超える人材を擁し、世界46カ国で事業を展開しています。2021年3月31日を末日とする会計年度の売上高は222億米ドルで、インドナショナル証券取引所とボンベイ証券取引所にも上場しています。また、気候変動に対する積極的な取り組みや表彰を受けた地域活動を世界中で展開しており、ダウ・ジョーンズ・サステナビリティ・インデックスやMSCIグローバル・サステナビリティ・インデックス、FTS4Eグッド・エマージング・インデックスをはじめ、主要なサステナビリティ指数の構成銘柄に名を連ねています。

TCSの詳細については、www.tcs.comをご覧ください。


※本資料は、2021年6月3日(現地時間)、インド・ムンバイで発表されたプレスリリースの和訳です。

発表内容の詳細は原文をご覧下さい。

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