業績を上げている先進的グローバル企業の8割は競合他社と協業:TCSグローバルリーダーシップ調査

Press Release

業績を上げている先進的グローバル企業の8割は競合他社と協業
TCSグローバルリーダーシップ調査

2021年9月29日

 

今後10年、よりいっそうデジタル化が進展する時代に向けて大手グローバル企業の経営層がいかに組織戦略を再構築しているかが明らかに

ニューヨーク|ムンバイ、2021年9月1日: タタコンサルタンシーサービシズ(TCS)は、1,200人のCEOや経営幹部を対象とした調査に基づいた、「リーダー企業が見る、今後10年の注力市場、ビジネス、製品・サービスおよび戦略:TCS 2021年グローバルリーダーシップ調査(Where, How and What Leaders Will Compete With in the New Decade: Findings from the TCS 2021 Global Leadership Study)」の結果を発表しました。

本調査は、業績が好調な企業(リーダー企業)とラガード(フォロワー企業)に分けて実施され、80%のリーダー企業が、フォロワー企業の23%に比べ、競合他社とより積極的に協業している傾向など、意外なインサイトが得られ、デジタル戦略における両者間の明確な差異が明らかになりました。

本調査は、組織の長期的かつ持続的な成長のための変革を推進するための独自調査を行う、TCS ソートリーダーシップインスティチュート(Thought Leadership Institute)が実施したもので、大手グローバル企業がパンデミック後の2025年までの戦略をどのように再定義し、競争力を強化しているかについて調査し、特に、世界の企業経営層が「デジタル戦略」、「デジタルオファリング」、「業務のデジタル化」、「リーダーシップ」の4分野において、いかにイノベーションと既存事業の最適化のバランスを図ろうとしているかについて、深く掘り下げています。

TCS ビジネス&テクノロジーサービス(B&TS)部門グローバルヘッドのクリシュナン・ラマヌジャム(Krishnan Ramanujam)は、次のように述べています。

「企業の経営層は、組織を導き、競争力を強化するという課題に常に直面していますが、これはデジタル化への注力によってより加速します。今回の調査では、今後5年においてデジタルがもたらす可能性は膨大で、企業風土としてイノベーションに対する積極的なマインドセットを持たねばならないという、ビジネスリーダーの意思、さらに、ほぼ全ての経営層に共通した信念が浮き彫りになりました。TCSは、『目的志向の成長のための3つのフェーズ』のフレームワークに基づいて、組織が積極的にイノベーションを起こし、競争力を強化できるよう支援していきます」

主な調査結果は次の通りです。

  • 組織文化では、「イノベーション」を最重視し、次いで、「ダイバーシティ(多様性)」、「インクルージョン(包摂)」、「機会均等」が同率で2位、「確かな品質」が3位、「顧客視点」が4位となった。
    • 企業のリーダー層は、企業文化として「顧客視点」を(2位の「株主価値」をしのいで)最重視事項に挙げた。これはフォロワー層の6位と対照的であり、好調な業績を達成している企業ほど「顧客第一」の視点を組織全体に浸透させていることが明らかになった。
  • 回答者全体では、2025年までに新規オファリングが売上の41%を占めると予測している。このうち、リーダー層は44%の売上が新規オファリング由来になると予測したのに対し、フォロワー層は40%だった。
  • 全回答者では、2025年までに、売上の46%を純粋なデジタル製品・サービスが占めると予想した。リーダー層に絞ると、より高く、56%と予想している。
  • 「どの分野でデータ利用を効率化する必要があるか」という質問に対し、リーダー層は「デジタルマーケティング活動」を1位、次いで「営業活動」、「カスタマーサービス」を挙げた。これは、リーダーが顧客データ活用の改善、需要喚起、カスタマーエクスペリエンス強化の必要性を認識していることを示している。

また、本レポートでは、業績向上につながる積極的な戦略を経営陣が立てられるよう、データに基づいた助言も提供しています。

TCSの「2021 年グローバルリーダーシップ調査(Global Leadership Study)」は、北米(米国、カナダ)、英国、欧州(ドイツ、オランダ、フランス)、アジア太平洋(インド、シンガポール、中国、オーストラリア、ニュージーランド、日本)、ラテンアメリカ(コロンビア、ブラジル、メキシコ)にわたり、小売、製造、銀行・金融・保険、ヘルスケアを含み、それらに限定されないさまざまな業界の、1,200人を超えるCEOおよび経営幹部を対象として実施した調査です。回答者の所属企業の年間売上高は10億ドル以上、平均売上高は140億ドルです。

以上


タタコンサルタンシーサービシズ(TCS)について

タタコンサルタンシーサービシズ(TCS)は、革新的かつ業界最高水準のIT サービス、コンサルティング、およびビジネスソリューションを世界中の大手企業に向けて提供し、その変革への道のりを支援している、50年の歴史を持つITサービス、コンサルティング、およびビジネスソリューション企業です。TCS はコンサルティングを基盤とし、コグニティブ技術を活用したBPS、エンジニアリング・サービスやソリューションを総合的に展開しています。これらを卓越したソフトウェア開発の基準として認識されている、TCS 独自の「ロケーションインディペンデント・アジャイル・デリバリーモデル(Location Independent Agile™ delivery model)」を通じ、地理的な制約にとらわれることなく提供しています。

TCS は、世界最大規模の多国籍複合企業体であるタタ・グループに属し、最高水準のトレーニングを受けた50万人を超える人材を擁し、世界46カ国で事業を展開しています。2021年3月31日を末日とする会計年度の売上高は222億米ドルで、インドナショナル証券取引所とボンベイ証券取引所にも上場しています。また、気候変動に対する積極的な取り組みや表彰を受けた地域活動を世界中で展開しており、ダウ・ジョーンズ・サステナビリティ・インデックスやMSCIグローバル・サステナビリティ・インデックス、FTS4Eグッド・エマージング・インデックスをはじめ、主要なサステナビリティ指数の構成銘柄に名を連ねています。

TCSの詳細については、www.tcs.comをご覧ください。

 

TCSソートリーダーシップインスティテュートについて

TCSソートリーダーシップインスティテュートは、あらゆるデジタルエコシステムにおいて、目的志向の企業を実現するためのさまざまな取り組みを推進することを目的としています。TCSの独自調査を通して、主要なビジネス課題に対し、実践的かつ将来を見据えたインサイトを提供し、組織が長期的で持続的な成長を実現できるよう支援します。


※本資料は、2021年9月1日(現地時間)、米国・ニューヨークならびにインド・ムンバイで発表されたプレスリリースの和訳です。

発表内容の詳細は原文をご覧下さい。

原文はこちら


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