Framework

TCS Enterprise Regulatory Compliance
Management Framework

GRC(ガバナンス・リスク・コンプライアンス)
統合フレームワーク

 

絶え間なく変化する規制環境の中で、ガバナンス、リスク、コンプライアンス(GRC)の管理は引き続き金融機関における重点分野です。

特に2009年以降、コンプライアンス違反に対しては厳格な処分が下される傾向が強まっており、罰金や制裁金は約3,000億ドルに達するとの報告もあります。世界各地のますます厳しくなっていく法規制を確実に遵守するために、金融機関はコンプライアンス管理機能を継続的にモニタリングし強化する必要があると強く認識しています。

 

TCSの金融機関向けリスクマネジメント&コンプライアンス統合フレームワーク、TCS「Enterprise Regulatory Compliance Management Framework」

「Enterprise Regulatory Compliance Management Framework(ERCMF)」は、TCSがグローバルバンクを始めとする金融機関向けに開発したGRC(ガバナンス・リスク・コンプライアンス)統合フレームワークです。金融機関におけるリスクマネジメントの重要性が高まる中、TCSは同フレームワークをコンプライアンス強化のための最適な選択肢として提供しています。

リスクマネジメントとコンプライアンスが金融機関において重要性を増しているなか、金融機関にはリスクの包括的な把握と、効率的な管理が期待されています。しかし現実的には、事業部門や対象国・地域ごとにGRCシステムが導入されているため、全体最適化が困難な例も少なくありません。

TCSのフレームワーク“ERCMF”は、グローバルとローカル両者の規制や法改正に準拠しつつ、多様な業務を展開する金融機関のリスクを包括管理することが可能です。リスクマネジメントおよびコンプライアンス用のワークフローを最先端のテクロノジーでデジタル化・自動化します。

 

ERCMFの主な役割

ERCMFは様々な機能を統合したフレームワークです。それぞれの金融機関のワークフローに沿った機能ポートフォリオを作成し、コストや法改正スケジュール、およびリスクに基づいて優先順位を付けます。

■コンプライアンス・マネジメント
コンプライアンス・プロジェクトのプランニングやスケジューリング、モニタリングが可能です。定期的な評価を実施し、コンプライアンスの完成度を測定します。

■アクション・マネジメント
日々の業務の中で管理したい問題の定義とタグ付け、問題に対応するアクションプランの作成、担当部署や担当者割り当てを実施し、ダッシュボードで状況をモニタリングします。

■ドキュメント・マネジメント
承認、内部統制、通知等のマネジメントを改善するワークフローを自動化します。問題に直結しやすいドキュメントのバージョン管理やインデックス作成も自動で実行します。

■リスクマネジメント
コンプライアンス・リスクの査定とともに、関連するドキュメント、ワークフロー、およびレポートを管理することで、将来的なリスクを軽減させます。

 

ERCMF: エンドツーエンドでの法規制対応ライフサイクルマネジメント

 

ERCMFを採用するメリット

多機能で導入しやすいTCSのフレームワークは、金融機関のお客様に数々のメリットをもたらします。

■既存システムとの統合が容易
構成要素をモジュール化した「モジュラーアーキテクチャ」ベースのフレームワークであるため、既存のエンタープライズシステムとの統合が容易です。ビジネスの継続性を保持したまま導入でき、独自の運用および技術環境に合わせたカスタマイズにも対応します。

■導入後は即時使用可能
即時使用可能な「ターンキー・システム」です。システム変更時もブランク期間は生じません。

■優れたリスクマネジメントの実現
コンプライアンス上の問題が発生した場合は関連データ等を記録し、GRCポートフォリオを可視化して把握可能にします。即座にリスク対策を講じることで、効果的なアクションへと繋げられます。

■コンプライアンス・コストの削減
高度なデータ取り込みと分析ツール、自動化されたワークフローを活用することで、コンプライアンスコストを削減します。20~25%のコスト削減に成功した実績もあります。

■オペレーショナル・リスクの軽減
法務部門、監査部門、情報セキュリティ部門など、コンプライアンスに関わる部門間の連携強化により、オペレーショナル・リスクを軽減、情報に基づいた迅速な意思決定を可能にします。