シリーズ第2戦: 鈴鹿サーキット (三重県鈴鹿市)レースレポート

2021年 全日本スーパーフォーミュラ選手権

シリーズ第5戦: ツインリンクもてぎ
(栃木県茂木町)レースレポート

 

今シーズンも後半戦に突入したSUPER FORMULA。残すところ今大会を含め3戦となりました。

  • 山本 尚貴 選手(#1)
    17番グリッドスタートの山本尚貴選手は5つポジションをあげて12位
  • 大湯 都史樹 選手(#64)
    4番グリッドスタートの大湯都史樹選手はピット作業のタイムロスが響き6位

 

第5戦は厳しい暑さとの戦いにもなる真夏のツインリンクもてぎで開催されます。前戦から約2ヶ月を経て、シリーズチャンピオン争いにも注目が集まる中、シリーズランキング2 位の大湯都史樹選手とディフェンディングチャンピオンの山本尚貴選手の戦いにも熱い視線が注がれます。

 

公式予選

快晴に恵まれ、気温は35℃を超える厳しい暑さの中、まずは公式予選Q1。

A グループで出走した大湯選手はトップタイムでQ1 を突破しますが、B グループで出走した山本選手はタイムが伸びず9番手タイムで予選敗退となります。続くQ2 でも大湯選手はトップタイムで順調にQ3 進出を果たします。

大湯選手は、最終のQ3 でも自己ベストを更新する1分31 秒402 をマークしましたが、5 番手タイム、5番グリッドを獲得し、翌日の決勝レースに挑みます。

コメント

中嶋 悟 チーム総監督

「今回も山本は思い通りにいかない予選になってしまいました。大湯は徐々にタイムアップして頑張りました。明日は二人ともに粘り強く戦ってポジションを上げるいいレースをしてほしいと思っています」


 

山本 尚貴 選手

「走り始めはいい調子でしたが、そこから先がなかなかうまくいきませんでした。走り出しの調子はよかったとはいえ、午前中の練習走行の結果は8 番手タイムで、そのままではQ3 に進出が難しい位置でしたので、予選ではもっと上位をと思ってトライしましたが、結果に繋がりませんでした。苦しい状況が続いていますが、明日は何とかしてこの状況を振り切れるように戦います」

 

大湯 都史樹 選手

「Q1 からA グループではトップタイムを出していましたが、Bグループの野尻智紀選手(TEAM MUGEN)が叩き出したトップタイムには驚きを隠せませんでした。Q2 はライバル勢のよい部分も取り入れながら進めていき、Q3 ではさらにセットアップも変えて挑んだものの、却ってフィーリングが悪くなってしまいました。Q2 からのアジャスト(微調整)程度に留めておけばフロントロー争いに食い込めたかもしれません。私が目指すのはポールポジションです。ポールを目指したチャレンジでしたので、悔しい結果ですが、明日の決勝は、トップとのポイント、パフォーマンスの差を縮められるよう頑張ります」

 

予選
8月28日(土)

天候
晴れ

観客動員数
3,400人

成績
山本 尚貴 選手(#1):17位
大湯 都史樹 選手(#64):5位

 

決勝レース

雲が多く、前日と比べて暑さが幾分和らいだ決勝日。定刻でフォーメーションラップを終え、35 周の決勝レースがスタートします。

ライバル車のペナルティにより予選結果より1 つ繰り上がり4 番グリッドからスタートした大湯選手は1 つポジションを下げて、17 番グリッドスタートの山本は2 つポジションを上げて、それぞれオープニングラップを終えます。

1 周目の後方では、複数台が絡むアクシデントが発生したことでセーフティーカーが導入される展開に。

5 周目で再スタートが切られ、そのタイミングで山本選手は1つポジションをアップ。序盤からコース上の各所でバトルがヒートアップしていきますが、2台ともオーバーテイクには至らず周回を重ねていきます。

10 周を過ぎると、まずは大湯選手、翌周には山本選手がピットイン。それぞれタイヤ交換義務を消化します。

大湯選手はピット作業でタイムロスがあり、1つポジションをダウン、その後、ピットインしたマシンとの兼ね合いで6 番手に落ち着きますが、その後もオーバーテイクに至らず、6位でチェッカーフラッグを受けました。

一方、山本選手は、ピットアウト後13 番手で、ペースよく走行を続けていきます。上位勢と遜色ないタイムで走行するものの、順位を上げられず、最終的には12 位でレースを終えました。

コメント

中嶋 悟 チーム総監督

「大湯にはピット作業のロスで申し訳ないことをしてしまいました。山本はなんとか5つポジションアップし、レースペースも決して悪くなかったので、少し光が見えてきたと感じています。今季も残り2戦、気を引き締めて、結果を残せるレースができるよう万全を期して準備をしていきます。暑い中、たくさんのご声援をありがとうございました」

 

山本 尚貴 選手

「結果は12 位で、ポイント獲得には届きませんでしたが、ペースは悪くありませんでしたし、ベストラップはファステストラップを出した関口雄飛選手(carenex TEAM IMPUL)に次いで2 番手のタイムも出せましたので、今日にかけて施したセットアップはよかったのだと感じています。これはいいヒントになったと思うので、次戦に向けてさらに見直していきます。しかし、ツインリンクもてぎでは上位にいなければ戦えません。次戦ももてぎが舞台なので、次こそは予選から速さを見せて、Q3 に進出し、上位でレースを戦えるようにしたいです」

 

大湯 都史樹 選手

「スタート後、抜くに抜けない状態が続き、ピットウィンドウが開いた時点でいち早くタイヤ交換を済ませる作戦をとりましたが、ピット作業でタイムロスがあって阪口晴南選手(P.MU/CERUMO・INGING)に逆転されてしまいました。なんとか抜き返そうと頑張りましたが厳しかった。予選からパフォーマンスを高めていかねばならないと痛感しました。毎回Q3 に進出できているのですが、ポールポジションにあと一歩のところで届かない、ずば抜けた速さを見せられていないので、改善しなければと思っています。ドライバーとして全力を出し切ったたことはよかったと思いますが、応援してくれているファンの皆さんにいいレースをお見せできず申し訳ありません。次は、もっと面白いと思ってもらえるようなレースができるよう頑張ります」

 

決勝
 8月29日(日)

天候
曇り

観客動員数
4,400人

成績
山本 尚貴 選手(#1):12位
大湯 都史樹 選手(#64): 6位

 

※ 次戦(第6戦)は、10月16日(土)から10月17 日(日)にかけて、ツインリンクもてぎ(栃木県茂木町)で行われます。

こちらのレースレポートはNakajima Racing SUPER FORMULA 2021 第5戦 スポーツランドSUGOを編集・転載したものです。

 

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