- 山本 尚貴 選手(#64)
予選はタイムが伸び悩みQ1で敗退、決勝はポジションを上げ14位でフィニッシュ - 大湯 都史樹 選手(#65)
予選はタイムが伸び悩みQ1で敗退、決勝はポジションを上げ11位でフィニッシュ
公式予選
前日に続き、晴天に恵まれ、初夏を思わせるような陽気の富士スピードウェイ。まずは公式予選、A グループで出走した大湯選手はアタックに備えて周回を重ね、計測3周目でアタック、ベストタイムをマークしたものの結果は10 番手。B グループで出走した山本選手もアタックに挑みますが、9 番手、ともにQ1敗退で予選を終えました。
決勝レース
気温23℃、路面温度32℃のコンディションの中、決勝レースは14 時30 分にスタートを切ります。
18 番グリッドからスタートした大湯選手はオープニングラップで5 つポジションを上げ、2 周目に突入、その直後、コース上で停止した車両が発生したことでセーフティカーが導入されます。レースは5 周目に再開され、順調にラップを重ね10 周を終える頃には10 番手までポジションアップ。
一方、山本選手は、10 周を終えたタイミングでピットイン、タイヤ交換を終えてコースに復帰します。そこから数周した13 周を終えたタイミングで大湯選手もピットイン、タイヤ交換を済ませてコースに戻ります。
20 周が過ぎると、大湯選手は12 番手、山本選手は14 番手を走行。2台ともに懸命に周回していきますが、ポジションアップが困難な状況が続きます。残り周回数が5周を切る頃、大湯選手は何とか前走のマシンをパスして11 番手に上昇し、そのままチェッカーフラッグを受け、山本選手も最後まで諦めない走りを見せますが、14 位でフィニッシュとなりました。
コメント
中嶋 悟 チーム総監督
「予選が思い通りにいかなかったことが最大の敗因なのですが、原因がハッキリしない状況です。レースは2 人ともうまくやってくれて、予選よりもポジションを上げてチェッカーを受けました。第3 戦はすぐ2 週間後に迫っているのでチームの総力を挙げて取り組んでいかねばなりません。まだ新型コロナウイルスの影響が残る中、開幕戦から多くのファンの皆さまの前でレースができたことに感謝しています。次戦もご声援をよろしくお願いします」
山本 尚貴 選手
「期待していたスピードと成績に到底及ばない結果になりました。昨シーズンも厳しいレースでしたが、あまりにもスピードが足りず、今年は大湯選手もあまり調子がよくないようです。チームとして低下してしまっている状況も厳しいと感じています。開幕前の合同テストでは、この富士スピードウェイでも調子は悪くなかったにもかかわらず、蓋を開けてみればこの結果です。舞台が鈴鹿サーキットに移ればトップに立てるかというと、このままでは難しいと思います。今回、何がよくなかったのか、精査していかねばなりません。何とか頑張っていきたいです」
大湯 都史樹 選手
「私自身としてやれることは精一杯やりましたが、クルマのレベルが足りていませんでした。パフォーマンスが出ない原因が把握できていない状況です。今日のレースでは、タイヤのコンディションがよいうちは、うまくオーバーテイクできたものの、常に後続に追われている感覚がありました。速さで抜くことよりも、うまくレースを組み立てて、それよって順位を上げることができたのだと思っています。このままではマズいという危機感も持っています。この危機感を糧に、課題を抜本的に解決したいです。次戦の鈴鹿サーキットは、富士スピードウェイとは特性が異なるサーキットですし、チームも得意としているので、何としてもよい結果を出したいです」
予選
4月10日(日)
天候
晴れ
観客動員数
10,700人
成績
山本 尚貴 選手(#64):17位
大湯 都史樹 選手(#65): 18位
決勝
4月10日(日)
天候
晴れ
観客動員数
10,700人
成績
山本 尚貴 選手(#64):14位
大湯 都史樹 選手(#65): 11位
こちらのレースレポートはNakajima Racing SUPER FORMULA 2022 第2戦を編集・転載したものです。
※ 次戦は、4月23日(土)から4月24日(日)にかけて、鈴鹿サーキット(三重県鈴鹿市)で行われます。