TCS、Everest Groupよりバンキングオペレーションサービスにおける「リーダー」および「スターパフォーマー」の評価を獲得

総合的な銀行サービス機能、堅牢なテクノロジー、新しいサービスラインへの投資、革新的なソリューション、およびアドバイザリーサービスをTCSの強みとして評価

ニューヨーク|ムンバイ、2021年11月22日：タタコンサルタンシーサービシズ（TCS）は、Everest Group のPEAK Matrix^®レポート「PEAK Matrix^® for Banking Operations Services」において「リーダー」および「スターパフォーマー」に認定されました。

主要な31のバンキング・オペレーション・サービスプロバイダーに対するこの評価レポートにおいて、TCSは「ビジョン」と「ケイパビリティ」において最高位に位置付けられています。さらに、新規に獲得した大規模顧客や新興地域への実績の拡大、および機能強化に基づき、評価マトリクス上で最も顕著な躍進を示した「スターパフォーマー」に認められました。

このレポートによると、TCSは、銀行サービスの全範囲にわたる包括的なケイパビリティと、すべての主要なバイヤーの地域およびクライアントセグメントにわたる広範なカバレッジを備えています。また、社内プラットフォームTCS BaNCS™と自動化プラットフォームiBaSを使用して堅牢なテクノロジー機能を開発したと述べられています。このレポートではまた、新しいサービスラインの追加、革新的なソリューションの構築、および商用ローン用のiCLADAやDispute360などのツールを使用したTCS　BaNCSプラットフォームの拡張へのTCSの投資にも焦点を当てています。

主な強みとして挙げられているのは、Tran$formの運用フレームワークを活用したTCSのアドバイザリー機能の拡張、レギュレーションコンサルティングにおける提携、FCC専用のCoEの組成に伴う強力な業務専門性強化に向けた投資です。本レポートは、TCSがカナダ、ヨーロッパ、およびAPACに新しいデリバリー拠点を追加することで、導入実績を積極的に拡大していったと付け加えています。

TCS 銀行・金融・保険部門グローバルヘッドのK.クリティヴァサン（K.Krithivasan）は、次のように述べています。
「TCSは、成長と変革の過程で世界中の大手金融機関と提携しており、AIと機械学習を中核として、よりスリムで俊敏な新しいオペレーションモデルを採用できるよう支援しています。この将来に備えたデジタル基盤により、金融機関はビジネスモデルの革新、優れたカスタマーエクスペリエンス、競争力強化や差異化を推進できます。この評価における私たちのリーダーのポジションは、先端を志向する顧客をサポートする私たちの戦略、ケイパビリティ、および革新的なソリューションを認知させた成果によるものでもあります」

TCSは、金融サービス業界にサービスとソリューションを提供する世界最大のITプロバイダーの1つであり、成長と変革の過程で世界中の大手金融機関を支援してきました。 TCSは、その深い業務専門性、知的財産、およびグローバルな法規制への適応とリスクマネジメントのナレッジを活用して、お客様が高いレベルでインテリジェントな自動化を活用して業務を改革し、俊敏性と競争力を強化することを支援します。

TCSのコグニティブビジネスプロセスサービスおよびソリューション群は、金融機関内のすべてのセグメントに対応し、以下を含みます：

リテールバンキングおよびカードサービス： TCSは、オリジネーション、ペイメント、ディスピュートマネジメント、コレクション等を、パーソナルおよびプライベートバンキングの両分野でサポートします。 Machine Assisted Compliance Screening、iKYC、TCS 360 dispute automation、ML＆NLPベースのAMLスクリーニングツール、などのTCSのソリューションは、金融機関がコグニティブオペレーションとハイパーオートメーションを採用してプロセスをスピードアップし、ダイナミックなインサイトを導き出します。

コマーシャルバンキング・サービス： TCSのコマーシャルバンキング・サービスは、ペイメントとキャッシュマネジメント、トレードファイナンス、およびコマーシャルレンディングにまたがり包括的に提供します。 TCSは、強力な業務専門性、オペレーションに関する豊富な経験、および規制環境に関する深いナレッジに支えられており、金融機関業務の確実なマネジメント遂行に貢献します。
TCS TraDAA（Trade Finance Digitization、Automation and Analytics）: TraDAAは、モジュール式のユニークなコグニティブソリューションであり、金融機関のトレードファイナンス・ビジネスがエンドカスタマーを含むすべての利害関係者のエクスペリエンスを変革し成果をもたらします。 Machine Assisted Compliance Screening、Trade Finance Command Center（分析用）、Cognitive Automated Financial Spreading、Automated Document Checkerなどの他のコグニティブソリューションは、マニュアルの紙ベースの作業の自動化に役立ち、堅牢なルールエンジンは、ドキュメント類の精査と法規制対応における曖昧さの解消を促進します。
レンディングサービス： TCSは、世界の大手銀行、大手住宅ローン、ノンバンク、住宅ローンサービサー、住宅ローン保険会社などの関連サービスプロバイダーといった業界バリューチェーン全体をサポートします。一連のデジタル住宅ローンサービスは、引受および契約から契約後、サービス、流通市場サービスに至るまでのエンドツーエンドのプロセスをカバーし、貸し手が借り手のエクスペリエンスを強化し、ビジネスバリューチェーン全体のプロセスを簡素化します。 TCSが新たに立ち上げたソリューションであるDigiHome、Forbearance、Loss mitigationは、デジタル住宅ローンアドバイザー、Cognitive Document Digitization、AIベースのチャットボットとともに、世界中の関連事業者から関心を集めています。

Everest Groupのパートナーであるマヌ・アガルワル（Manu Aggarwal）氏は、このように述べています。
「ノンバンクとの競争の激化とCOVID-19のパンデミックによる混乱に後押しされて、金融機関は、テクノロジーとデジタルトランスフォーメーションの力を活用して、優れたカスタマーエクスペリエンスと効率的なオペレーションを通じて差別化を図ろうとしています。TCSは、幅広いテクノロジーソリューション、強力なアドバイザリー能力、およびすべての主要な金融セグメントにわたる深い専門性を備えており、顧客の重要な変革パートナーとして機能するための十分な環境を備えています。そのため、Everest GroupのBanking Operations PEAK Matrix^® Assessment 2022においてリーダーとして認められているのです」

以上

タタコンサルタンシーサービシズ（TCS）について

タタコンサルタンシーサービシズ（TCS）は、革新的かつ業界最高水準のIT サービス、コンサルティング、およびビジネスソリューションを世界中の大手企業に向けて提供し、その変革への道のりを支援している、50年の歴史を持つITサービス、コンサルティング、およびビジネスソリューション企業です。TCS はコンサルティングを基盤とし、コグニティブ技術を活用したBPS、エンジニアリング・サービスやソリューションを総合的に展開しています。これらを卓越したソフトウェア開発の基準として認識されている、TCS 独自の「ロケーションインディペンデント・アジャイル・デリバリーモデル（Location Independent Agile™ delivery model）」を通じ、地理的な制約にとらわれることなく提供しています。

TCS は、世界最大規模の多国籍複合企業体であるタタ・グループに属し、最高水準のトレーニングを受けた55万6,000人を超える人材を擁し、世界46カ国で事業を展開しています。2021年3月31日を末日とする会計年度の売上高は222億米ドルで、インドナショナル証券取引所とボンベイ証券取引所にも上場しています。また、気候変動に対する積極的な取り組みや表彰を受けた地域活動を世界中で展開しており、ダウ・ジョーンズ・サステナビリティ・インデックスやMSCIグローバル・サステナビリティ・インデックス、FTS4Eグッド・エマージング・インデックスをはじめ、主要なサステナビリティ指数の構成銘柄に名を連ねています。

TCSの詳細については、www.tcs.comをご覧ください。

※本資料は、2021年11月22日（現地時間）、米国・ニューヨークならびにインド・ムンバイで発表されたプレスリリースの和訳です。