日本タタ・コンサルタンシ―・サービシズ（以下、日本TCS）がご支援する企業のマークシートリーダ（以下、OMR）は全世界で約60,000台と業界トップシェアを誇っています。OMRのマーク読取精度の高さや高品質で安定した保守サポートから数多くの企業や団体で採用され続けています。当社が担当した事例をいくつかご紹介します。
明治大学様は、1992年よりScantron社のOMRシステム「OpScan」シリーズを30年以上にわたってご活用されています。入学志願者が10万人を超える年もあり、国内でも有数の大学入試を支えるため、長年にわたって安定した処理能力が求められています。試験形態の変更に対応しつつ、増大する志願者の採点を期日内に完了させることが必要とされます。
現在ご利用いただいている「OpScan16/iNSIGHT150」は、マークシート両面同時読み取り機能を備え、1時間当たり最大1万枚を処理できる（A4版シート）高速性が特長で、50万枚以上の読み取りが発生した際にも十分な性能を発揮します。
日本TCSは、入試時期に合わせた製品のメンテナンスと現場に技術者が常駐し、不測の事態に備える万全のサポート体制で明治大学様を支えています。
模擬試験の製作や試験データの収集といった業務を担う株式会社株式会社ティーエーネットワーク様。2011年1月、それまで使用していたマークシートリーダーの保守サポート終了を契機に、日本TCSの提案でScantron社の製品を採用。
世界トップシェアを誇る実績と万全のサポート体制を評価いただいた結果で、現在では2世代目のiNSIGHT700cをご使用中です。
導入後は、「処理中の停止がほぼなく、業務の効率化を実現できた」「操作しやすいデザインで、万が一のトラブル発生時にも迅速なサポートで直ぐに復旧できるので助かっている」「折れやシワのあるマークシートでも、正確に読み取るタフさもある」と高くご満足いただいています。
国内最大級の英語試験を実施している某語学系団体様では、年3回実施している語学試験の解答方法としてマークシート方式を採用しており、試験毎に100万枚前後のマークシートの読み取りを行います。
iNSIGHT150の導入前は、あらかじめ登録された「受験者データ」と「試験当日に受験者本人が記入する情報」の照合作業を手作業で行っており、大きな負担となっていました。
そのため、イメージスキャナiNSIGHT150と受験者データイメージ修正システムを導入。事前登録された受験者データと受験生記入の情報との照合をパソコン上で行うことが可能となりました。従来と比較して作業量は1/4となり、業務効率が飛躍的に向上しました。
毎年約500名が2科目受験する同大学様では、約1,000枚の解答用紙を少ない人員による手作業で採点をしていました。
Scantron製のOMR OpScan4ESの導入により、 解答用紙の読取時間は、1科目（500枚）あたり約15分程度で完了。成績一覧表や正答率などの合否判定資料を出力するまでの時間も同じく15分程度で完了でき、2科目の解答用紙を読み取っている間に、1科目の合否判定資料を作成できるようになりました。
これまで職員が徹夜で当たっていた採点業務は半日で終わり、人件費の削減や採点時の人的ミスを防ぐことにもつながりました。
検査業務を担うB社様では、年間100万枚のマークシート方式の検査を、OMR2台で処理・分析をされてきました。
2台のOMRの保守サポートの終了に伴い、「さらなる安定稼働」を達成するためにリプレイスを検討。
Scantron社のOMRが有する優れた性能と日本TCSの豊富な導入実績、充実した保守サポート体制を評価し採用いただきました。
検査会社である同社にとって、トラブル発生時の迅速な対応は欠かせないものであり、保守サポートの品質を特に重要視されていました。
現在、導入後のOMRは、大きな障害を発生させることなく安定稼働しており、日々の業務を支えています。
日本タタ・コンサルタンシー・サービシズは、世界中の教育機関や企業などで多くの導入実績を誇る世界最大のOMRメーカ 米国Scantron社の日本代理店です。長年にわたり強固な関係を築いており、海外先進事例のご紹介やお客さまの課題解決をメーカーと連携してサポートします。