TCS Cognix™

ハイライト

自動化、人工知能（AI）、データ分析、ブロックチェーンなど、幅広いテクノロジーやツールは、企業のオペレーションを最適化に欠かせないものとなってきました。しかし、多くの場合、これらのテクノロジーはパワフルで、ときに部分最適となって企業を混乱せるなど最大の効果を発揮できないため、デジタルソリューションの展開を遅らせてしまいます。
さらに、日本には少子高齢化を背景とした労働人口の減少という問題があります。貴重な人材をいかにコア業務、つまり、直接的にビジネス価値を生み出す業務へ集中させるかという課題もあります。
TCS はこれらの日本企業の課題解決を支援するため、豊富な実績をもとにプリセットされたデジタルソリューションを“ライブラリー”として完備、それらのクイックな導入と機能拡張を可能にした高度なマネージドサービスパッケージ『Cognix™（コグニクス）』を展開しています。

TCS CognixはグローバルのIT先進企業に選ばれています

業界、ビジネスファンクション、テクノロジーを横断的に網羅
TCSが蓄積する膨大なビジネス経験から得られたコンテクスチュアルナレッジ(=文脈的知識：お客さまが置かれたさまざまな状況において適用すべき最適な知見)を活用することで、指標をベースにした運用が可能となり、より明確な成長と変革のロードマップを得ることができます。
蓄積した知識と技術の結び付きをTCS Cognixは可能にし、この点が他社のパッケージされたDX推進プラットフォーム製品では実現できない対象範囲の広さと深さにつながっています。
モジュール式でスケーラブルなソリューションを、プラグアンドプレイで
従来どおりのビジネスを継続しながら、モジュール式の拡張で、新しいビジネス機能を取り入れることができます。
TCS Cognixのバリュービルダーは、モジュール式、スケーラブルで、導入が容易です。
ガバナンスのきいたIT運用変革の実現
TCS Cognixは、ビジネス成果の指標と戦略的目標をベースにした堅実なベストプラクティスを活用することで、統制の効いたIT運用変革を保証します。

ソリューション：AIを活用した人とマシンのコラボレーションスイート

TCS Cognixは、企業のDXを加速させるためのAIを活用した人とマシンを協働させるコラボレーションスイートです。

Value Builder（バリュービルダー）：お客さまのビジネス目標を達成するために複数のアプリケーションをまとめた事前設定済のデジタルソリューションです。Value Builderはさまざまな業界のお客さまに固有の課題を解決します。
TCSが提供可能なValue Builderの総数は600種類を超えています（2023年4月時点）
Assessment Framework（アセスメントフレームワーク）：ビジネス成果に直結するIT運用の各パラメータを測定し、業界標準のベンチマークと比較分析することでプロセスの成熟度を評価します。お客さまはこのフレームワークを活用することで、所属する業界でのトップクラスの成果との比較により、ターゲット設定を刷新することを可能にします。
Cognix Platform：CognixブランドのDX推進パッケージITインフラプラットフォームサービスです。グローバル標準のサービスカタログと運用プロセス、デジタル化のためのAIを含むツール群を事前に定義、パッケージ化し「既製マネージドサービス」として提供することで、より迅速な運用移行とコストの最適化を可能にします。

Cognix Platform

～約90％の経営層が組織の再起力と目的志向の強化に効果があると評価

87%のCxOが、プラットフォームベースのサービスを利用することで、組織がレジリエンスと目的志向を持つようになると考えています。（TCS調べ）

Business 4.0™の時代、つまり企業に押し寄せるデジタル化の波において、企業はITサービスを提供するだけのベンダーではなく、
組織に価値をもたらす変革パートナーを選択する方向にシフトしています。
Cognix PlatformはTCSのMachine First™ Delivery Model（MFDM™）の理念に基づいてAIと機械学習を活用し、
相互に接続された異種のプロセス、インフラ、システムを融合することで、スマートな意思決定と業務の変革を実現することができます。

ITインフラストラクチャー領域をエンドツーエンドで網羅するプラットフォーム

Cognix Platformは、TCS Cognixのラインナップ上で、ITインフラストラクチャー領域をエンドツーエンドで網羅するサービスを提供するソリューションです。具体的には、ITSMツール、モニタリングツールが標準で導入され、AIによるコントロールが可能なAIOPS、すなわちAIや機械学習（ML）を活用し自動化されたIT運用を実現できる「as a Service」型DX推進プラットフォームサービスです。

１）ソリューション

Cognix Platformはサービスのレジリエンス、ビジネスの俊敏性、顧客体験の向上に貢献します。

IT運用統合：自動化やアジャイル、セキュリティー、コンプライアンスを重視した視点でデータセンター、ネットワーク、デジタルワークスペース、ITサービスマネージメントの統合が可能
日本TCS独自のIT運用統合フレームワークであるPRISM™と組み合わせることで、パッケージ環境でありながら言語対応など一定の柔軟性を保ったオペレーションが可能
実績あるAIエンジンのignio™ AIOpsを標準装備。TCSが培ってきたIT運用の知見をignioのAIエンジンを通じて標準で活用することが可能
多種多用なCognix Value Builder*を選択、導入することでアプリケーション領域の機能拡張がスピーディーに実現

＊Cognix Value Builderは、さまざまな業界特有のニーズや要件、ビジネス KPI に対応するために細かな調整がされたアプリケーションアセットです。展開が容易なモジュール方式のデジタルソリューションで、世界で600種類以上(2023年４月現在)のValue Builderが提供されています。

２）ベネフィット

『すばやく、適切なコストで運用・保守業務からお客さまを解放し、貴重な人材をコア業務、ビジネス成果を出す活動だけに注力していただける』

これがCognix Platformの提供価値です。

コストメリット：マネージドサービスかつパッケージ環境のため必要費用の試算・予測が容易になり運用コストの低減が可能
Ready-to-use（すぐに使える）：最短約３か月で環境構築と移行が可能
カタログベースプライシング：サービスカタログに基づいた使用量ベース・リソースユニットベースモデルで明解な料金体系を実現

メトリクス

90%

予測

業務の中断を予測する精度

100%

可用性

プラットフォーム可用性と対応スピードの向上

32%

レスポンス速度

TCSの自動化フレームワークであるMFDM™ により、サービスデスクの応答速度が向上

50%

オンボーディング

オンボーディングの迅速化と契約の簡素化

35%

MTTR

コスト効率につながる全体の平均修復時間 (MTTR) の短縮

20%

コスト最適化

統合されたビジネスオペレーション全体におけるコスト最適化

*数値は参考値でありお客さま環境で同じ結果を保証するものではありません

変化はここから始まります

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