Brand Financeが発表したアジア地域のブランド価値ランキングにおいて、アジア全域でのブランドプレゼンス、イノベーションへの投資、およびAI分野でのリーダーシップが評価
このページは、2025年10月9日(現地時間)、インド・ムンバイならびにシンガポールで発表されたプレスリリースの日本語訳です。発表内容の詳細は原文をご覧下さい。
ムンバイ|シンガポール、2025年11月19日: タタコンサルタンシーサービシズ(TCS)は、シンガポールで開催されたBrand Finance主催の初の「Asia Brand Gala」において、アジアで最も価値あるITサービスブランドに認定されました。この評価は、アジア全域におけるTCSの揺るぎないブランド力と、インテリジェントな時代において企業が常に進化し続けられるよう支援するリーダーであることを改めて裏付けるものです。
タタ・グループの伝統と価値観に根ざしたTCSブランドは、テクノロジー分野におけるリーダーシップ、優れたイノベーション力、そして長期的なパートナーシップを体現しています。これらの特性は、急速な技術革新と市場変化の中で信頼できるパートナーを求める企業が多いアジア地域において、TCSブランドの成長を力強く後押ししています。
本年初、Brand Financeは世界のITサービスブランド価値評価でTCSを第2位に選出しており、TCSのブランド評価額は213億米ドルに達しました。これは、当社がイノベーションに継続的に投資し、AI主導の変革に戦略的に取り組んでいることを裏付けるものです。
アジア各国がデジタル化とサステナビリティへの取り組みが加速させる中、TCSは当地域におけるプレゼンス、人材力、パートナーシップを一段と強化しています。今年、TCSはシンガポールに「AI-Powered Research & Innovation Centre」を開設し、イノベーションのための拠点をさらに拡大しました。このセンターは、アジア地域におけるAI導入とソリューション開発の推進を支援するものです。
Brand Finance アジア太平洋地域マネージングディレクターのアレックス・ヘイ(Alex Haigh)氏は、次のように述べています。
「TCSのアジアにおけるブランド価値は、安定した実績を超えた戦略的な先見性を示すものです。AIやデータ主導のイノベーションに早期から投資してきたことにより、同社はアジア地域のテクノロジー進化において中心的な存在となっています。世界がデジタルケイパビリティのグローバル拠点としてアジアに注目する中、TCSはAIの台頭をブランド力やビジネスリーダーシップといった具体的な成果に結びつけている点で、際立った存在感を示しています」
TCS チーフマーケティングオフィサー(CMO)のアビナブ・クマール(Abhinav Kumar)は、次のように述べています。
「Brand Financeからの今回の評価は、インド、中国、日本、オーストラリア、シンガポールといった主要市場を含むアジア全域でTCSブランドが築いてきた信頼を示すものです。アジア地域は、世界経済の成長において急速に存在感を高めており、企業のテクノロジー活用もますます高度化・成熟化しています。私たちは、イノベーション、品質、そして長期的なパートナーシップを重視する姿勢を通じて、引き続きお客さまからの信頼に応えていきます。その姿勢は、当社が取り組むマラソンのスポンサーシップにも表れています」
TCSは、グローバルなスポーツパートナーシップを通じて、アジア太平洋地域におけるブランドプレゼンスをさらに強化しています。2024年には、南半球で唯一のAbbott World Marathon Major(アボット・ワールド・マラソン・メジャーズ)であるシドニーマラソンのタイトルパートナーを務めたほか、シンガポール、フィリピン、ムンバイ、ベンガルールで開催されるマラソンや耐久レースも協賛しています。
さらに、ABB FIA Formula E World Championship(ABB FIAフォーミュラE世界選手権)に参戦するJaguar TCS Racingのタイトルおよびテクノロジーパートナーとして、上海、東京、ジャカルタ、ソウル、ハイデラバードなどアジア各都市で開催されるレースを通じて、フル電動モータースポーツにおけるイノベーションも支援しています。これらのパートナーシップは、TCSがテクノロジー、企業としての使命、そして地域社会との関わりを融合させ、ブランド価値と社会的影響力を高めていることを示しています。
TCSの安定した業績は、お客さまからの深い信頼と、大規模に価値を提供する確かな実行力に支えられています。当社は、World HRD Congressより、アジアにおける「Best Employer Brand(ベスト・エンプロイヤー・ブランド)」に選出されたほか、2025 Asia-Pacific Stevie Awardsでは、AI・機械学習、デジタル変革、サステナビリティ、カスタマーサービスにおけるイノベーションで表彰されています。こうした継続的な評価は、TCSが顧客中心の姿勢と実行力を重視し、企業が進化する技術ニーズに柔軟に対応し、先取りできるよう支援していることの証といえます。
以上
タタコンサルタンシーサービシズ(TCS)について
タタコンサルタンシーサービシズは、世界の様々な業界を牽引する大手企業からデジタル変革およびテクノロジーパートナーに選ばれています。1968年の創業以来、最高水準のイノベーション、卓越したエンジニアリング、カスタマーサービスを提供してきました。
TCSはタタ・グループの伝統に根ざし、お客さま、投資家、従業員、そして地域社会に長期的な価値を創造することに注力しています。世界55カ国に広がる約59万人の高度なスキルを持つ人材と、世界各地に202のサービスデリバリーセンターを擁し、世界各地でトップ・エンプロイヤーに認定されています。TCSは、新技術を迅速に適用・拡張する能力を活かしながら、お客さまとの長期的なパートナーシップを構築し、適応力のある企業への成長と変革を支援しています。こうした関係の多くは数十年にわたり、1970年代のメインフレームから現在のAIに至るまで、あらゆるテクノロジーサイクルを共に乗り越えてきました。
TCSは、人々の健康促進、サステナビリティ、さらに地域活性化に重点を置き、TCSニューヨークシティマラソン、TCSロンドンマラソン、TCSシドニーマラソンなど、世界で最も権威ある14の都市マラソンおよび耐久レースをタイトルスポンサーとして支援しています。
2025年3月31日を期末とする会計年度において、TCSの連結売上高は300億米ドルに達しました。
TCSの詳細についてはwww.tcs.comをご覧ください。