PRESS RELEASE
2025年7月24日
Top Employers Instituteが新たに立ち上げた「Enterprise」認定は、地域を越えて優れた従業員エクスペリエンスを提供している企業を厳選し認定するもので、TCSの選出は人材に関する取り組みが世界的にも際立つことの証
2025年「Global Top Employer」にも10年連続で選出、従業員エンゲージメントと人材育成の先駆的な取り組みが評価
このページは、2025年2月18日(現地時間)、インド・ムンバイで発表されたプレスリリースの日本語訳です。発表内容の詳細は原文をご覧下さい。
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ムンバイ | 2025年2月18日: タタコンサルタンシーサービシズ(TCS)は、人材に関する優れた取り組みを実践してきた企業を評価する世界的な組織Top Employers Instituteより、会社全体として初めて「Top Employer(トップ・エンプロイヤー)」に選出され、大きなマイルストーンを達成しました。この認定は、事業を展開するすべての主要地域において、一貫して優れた職場環境への取り組みを実践する企業を厳正な審査を経て認定するもので、TCSの人材を第一に考える企業文化を証明するものです。今回の認定は、TCSが2025年「Global Top Employer」に10年連続で選出された栄誉ある実績にも基づいています。
今回の世界的な認定は、TCSが欧州、英国、中東、北米、ラテンアメリカ、アジア太平洋をはじめ30の国と地域で「Top Employer」に相次いで選出されたのに続くものです。これは、TCSが業界を牽引する人材に関する取り組みと、世界中で社員のウェルビーイング、継続的な学習、多様性の尊重、キャリアの育成を第一に考えた職場環境づくりに尽力していることが評価されたものです。
Top Employers Institute CEO(最高経営責任者)のデイヴィッド・プリンク(David Plink)氏は、次のように述べています。
「私たちは今、テクノロジー、経済、そして社会的な要因が世界を絶えず変革する激動の時代に生きています。こうした時代においてこそ、人々と組織の真価が問われます。TCSが10年連続で『Global Top Employer』に認定されたことは、同社が常に社員の成長と幸福を最優先に考え、急速な社会変化の中で人材第一の企業として成長する基盤を築いてきた証です。また今年は、TCSにとって、企業全体を認定する「Top Employer」に選出されたというもうひとつの重要なマイルストーンを達成した年でもあります。この『Top Employers Enterprise」認定は、組織全体を『Top Employer』として選出する栄誉あるものです。これは、TCSが事業展開するすべての地域において、一貫して卓越したエクスペリエンスを提供してきた証です。この認定により、TCSは社員に選ばれる雇用主としての存在感を一層強め、組織内のさまざまな領域で実践してきた人材に関する取り組みがいかに優れたものであることを再評価されたことにもなります」
今回の選出は、TCSの人材に関する取り組みが、人事戦略、職場環境、人材獲得、学習、ウェルビーイング、ダイバーシティ&インクルージョン、サステナビリティなど6つの主要分野、計20項目にわたって厳正に評価された結果です。2つの認定を取得したことは、人を中心に据えて成長しようというTCSの揺るぎないコミットメントを示すものであり、グローバル人材の育成と優れた職場環境の提供において、業界を牽引する存在であることを裏付けるものです。TCSは、55の国と地域において、152もの異なる国籍を持つ60万7,000人以上の従業員に対し、能力開発のための幅広い機会を提供し、ウェルビーイングを促進する取り組みを実践しています。これにより、場所や出身に関わらず、全ての従業員が一貫して充実したエクスペリエンスを得られるよう注力しています。女性従業員比率も35.3%と高い水準を保っています。
TCS CHRO(最高人事責任者)のミリンド・ラカド(Milind Lakkad)は、次のように述べています。
「10年連続で『Global Top Employer』に選出されるという重要な節目を達成したことを誇りに思います。これは、社員が大切にされ、力づけられ、成長への意欲をかき立てられる環境を提供しようという当社の揺るぎないコミットメントの証といえるでしょう。私たちは、社員をあらゆる事業活動の中心に据え、学習、ウェルビーイング、インクルージョンを最優先した世界最高水準の人材育成に継続的に注力し、社員が未来に対応できるよう努めています。今回の会社全体としての認定の取得は、世界中で優秀な人材を獲得、育成、維持するTCSの取り組みを改めて証明するものであり、社員がこれからも成長し、お客さまに期待を上回る価値を提供し続けることを約束するものです」
TCSは学習を重視しており、その姿勢は社員のスキル向上に積極的に投資していることにも表れています。「AIを開発、管理するためのスキル習得」と「AIを使いこなすためのスキル習得」の両面において業界を牽引しており、役割ごとの専門コース、クラウドベースの実習環境、ハイパースケーラーとの戦略的パートナーシップ、さらにゲーム形式で技術力を競うハッカソンなど、充実した学習のエコシステムを提供しています。また、社員はTCS独自のAIや生成AIツールを活用しており、その分野は生成AIコーチ、チューター、シミュレーション、アルゴリズムなど多岐にわたります。本年度のこれまでの社員の学習時間は4,010万時間を記録し、380万の専門スキルを獲得しました。世界最大のコーディングコンテストであるTCS CodeVita™(コードヴィータ)も成長を続け、最近の大会では世界3,500以上の組織から44万4,000人以上の参加者が集まりました。
TCSは、成長、ウェルビーイング、そして目的意識を持った仕事への関わりを重視する企業文化を醸成して、87%という業界最高水準の従業員定着率を達成し、従業員に選ばれるグローバル企業として確固たる地位を築いています。TCS CaresやTCS Fit4Life(フィット・フォー・ライフ)といった主要なウェルビーイングの取り組みも従業員をサポートしています。さらに、TCSの革新的な人事イニシアチブHOPE(Hours of Purpose by Employees:従業員が目的意識を持って行動する時間)は、優れた社会貢献と地域社会との関わりとして社外専門家や同業他社による投票で高く評価されました。これは意義のある社会変革を目指すTCSのコミットメントを示すものです。
さらに、TCSはSTEM教育や若者との関わり方においても先駆的です。今年はgoIT™(Go Innovate Together)プログラムが15周年を迎えました。この取り組みは、48カ国の30万人以上の学生に対し、問題解決のフレームワークとしてデザイン思考を紹介してきました。TCSが毎年開催するコンテストTCS Sustainathon™(サステナソン)では、大手企業や団体のサステナビリティ課題に対し、学生たちが現実世界で役立つ技術やビジネスソリューションの開発を競っています。
以上
タタコンサルタンシーサービシズ(TCS)について
タタコンサルタンシーサービシズは、世界の様々な業界を牽引する大手企業からデジタル変革およびテクノロジーパートナーに選ばれています。1968年の創業以来、最高水準のイノベーション、卓越したエンジニアリング、カスタマーサービスを提供してきました。
タタ・グループの伝統を礎とするTCSは、お客さま、投資家、従業員、そして地域社会に長期的な価値を創造することに注力しています。世界55カ国に60万7,000人を超えるコンサルタントを擁し、世界180カ所にサービスデリバリーセンターを擁するTCSは、世界各地でトップ・エンプロイヤーに認定されており、新技術を迅速に適用・拡張する能力を活かしながら、お客さまとの長期的なパートナーシップを構築し、適応力のある企業への成長と変革を支援しています。こうした関係は数十年にわたり継続し、1970年代のメインフレームから現在のAIに至るまで、あらゆるテクノロジーサイクルを乗り越えてきました。
TCSは、人々の健康、サステナビリティ、さらに地域社会のエンパワーメントの促進に重点を置き、TCSニューヨークシティマラソン、TCSロンドンマラソン 、TCSシドニーマラソンなど、世界で最も権威ある14の都市マラソンおよび耐久レースをタイトルスポンサーとして支援しています。2025年3月31日を期末とする会計年度において、TCSの連結売上高は300億米ドルに達しました。
TCSの詳細についてはwww.tcs.com をご覧ください。