*一時的要因を除外
このページは、2026年7月9日(現地時間)、インド・ムンバイで発表されたプレスリリースの日本語訳です。発表内容の詳細は原文をご覧下さい。
ムンバイ、2026年7月9日: ITサービス、コンサルティング、ビジネスソリューション企業であるタタコンサルタンシーサービシズ(TCS)は、IFRS(国際財務報告基準)に基づき、2026年6月30日を末日とする四半期の連結決算を発表しました。
2026年6月30日終了四半期のハイライト
*一時的要因を除外
TCS CEO(最高経営責任者)兼マネージングディレクターのK クリティヴァサン(K Krithivasan)は、次のように述べています。
「2027年度第1四半期は、地政学的リスクやマクロ経済上の逆風が続く中においても、当社の持続的な成長の勢いと戦略の有効性を示す結果となりました。当四半期の総契約額(TCV)は95億ドルと好調で、SKFとのAI主導型の大規模な変革案件をはじめとする大型案件を獲得したほか、幅広い顧客層で新規顧客の獲得を進めるとともに、AI関連事業の年間換算売上高は26億ドル規模へと拡大しました。お客さまがAI、モダナイゼーション、サイバーセキュリティ、ソブリンクラウド、プラットフォームの簡素化への投資を加速させる中、当社は高い案件獲得力、既存顧客との取引拡大、そしてエコシステム・パートナーとの連携強化を強みに、こうした市場機会を持続的な成長へと着実につなげていると考えています」
TCS エグゼクティブディレクター プレジデント兼COO(最高執行責任者)のアルティ・スブラマニアン(Aarthi Subramanian)は、次のように述べています。
「第1四半期は、複数のサービス分野で力強い成長を実現しました。当社は、AIを活用した業務の最適化と、イノベーションによる成果創出という二つの価値提供を軸に、AI主導の変革案件を複数獲得しました。これらの受注は、AIを活用した効率的なIT運用(ITOps)、ソフトウェアエンジニアリングおよびモダナイゼーションの迅速な推進、AIを前提とした業務プロセスの再設計、SaaSソリューションの導入、さらに自律型GBS(AIを活用して業務プロセスを自律的に運営・最適化するグローバル・ビジネス・サービス)の実現に向けた当社のアプローチが、お客さまから高く評価されていることを示しています。また、AnthropicおよびMistralと戦略的パートナーシップを締結し、AIエコシステムをさらに拡充しました」
TCS CFO(最高財務責任者)兼エグゼクティブディレクターのサミール・セクサリア(Samir Seksaria)は、次のように述べています。
「第1四半期には、年次昇給を実施するとともに、パートナー企業との連携を強化し、長期的な競争力向上に向けた重点投資を行いました。また、AIを活用したケイパビリティの強化に向けて、自社開発、買収、ならびにパートナーシップを組み合わせながら取り組みを進めるとともに、規律ある事業運営のもと、業界トップクラスの収益性と資本効率の維持に引き続き注力しています」
TCS CHRO(最高人事責任者)のスディープ・クンヌマル(Sudeep Kunnumal)は、次のように述べています。
「当四半期には、世界中の全従業員を対象に年次昇給を実施するとともに、インドの新たな労働法(India Labour Code)の要件に合わせて給与制度の見直しを行いました。また、従業員が将来に向けて必要なスキルや能力を備えられるよう、AIインフラや次世代のスキル開発プラットフォームへの投資を継続しています。同時に、すべての従業員が安心して働き、尊重され、信頼され、成長に向けて主体的に挑戦できる職場環境の醸成にも引き続き取り組んでいます」
2027年度第1四半期の部門別ハイライト
産業分野別
産業分野 |
構成(%) |
Q-o-Q* |
Y-o-Y** |
||
Q1 FY26 |
Q4 FY26 |
Q1 FY27 |
|||
銀行・金融・保険 |
32.0 |
31.6 |
32.1 |
1.6 |
2.4 |
消費者向けビジネス |
15.6 |
15.7 |
15.0 |
-4.0 |
-1.2 |
ライフサイエンス&ヘルスケア |
10.2 |
10.4 |
10.3 |
-1.0 |
3.5 |
製造 |
8.7 |
8.8 |
8.7 |
-0.5 |
2.9 |
テクノロジー&サービス |
8.4 |
8.4 |
8.5 |
1.7 |
3.5 |
通信&メディア |
5.8 |
5.8 |
5.8 |
0.3 |
1.4 |
エネルギー・資源・公共 |
5.9 |
6.3 |
6.3 |
-0.7 |
6.9 |
その他の産業分野 |
13.4 |
13.0 |
13.3 |
4.0 |
9.0 |
合計 |
100.0 |
100.0 |
100.0 |
0.4 |
3.2 |
*前期比
**前年比
***恒常通貨ベース
市場別
地域 |
構成(%) |
Q-o-Q* |
Y-o-Y** |
||
Q1 FY26 |
Q4 FY26 |
Q1 FY27 |
|||
アメリカ |
|
|
|
|
|
北米 |
48.7 |
48.5 |
48.3 |
-0.4 |
2.0 |
ラテンアメリカ |
1.9 |
1.9 |
2.0 |
0.6 |
-2.1 |
欧州 |
|
|
|
|
|
英国 |
18.0 |
17.2 |
17.2 |
0.3 |
- 0.6 |
欧州大陸 |
15.0 |
15.6 |
15.4 |
-0.2 |
4.3 |
アジア太平洋 |
8.4 |
8.3 |
8.4 |
1.4 |
2.5 |
インド |
5.8 |
6.0 |
6.2 |
7.6 |
22.9 |
中東・アフリカ |
2.2 |
2.5 |
2.5 |
-1.8 |
7.6 |
合計 |
100.0 |
100.0 |
100.0 |
0.4 |
3.2 |
*前期比
**前年比
***恒常通貨ベース
主な契約案件
リサーチ&イノベーション
2026年6月30日現在、TCSは当期に出願した207件を含め、9,803件の特許を出願中で、当四半期に取得した170件を含め、これまで5,670件の権利を取得しています。このうちAI関連の発明については、当四半期に出願した163件を含め累計1,996件の特許を出願中で、当四半期に取得した29件を含め、累計602件の権利を取得しています。
受賞歴
以上
タタコンサルタンシーサービシズ(TCS)は、世界のさまざまな業界を牽引する大手企業から選ばれるテクノロジーパートナーです。1968年の創業以来、イノベーション、卓越したエンジニアリング、そしてカスタマーサービスにおいて最高水準を追求してきました。
「世界最大のAI主導型テクノロジーサービス企業」への成長を掲げ、インフラからインテリジェンスに至るAIスタック全体にわたり、お客さまの変革を支援しています。
TCSはタタ・グループの伝統に根ざし、お客さま、投資家、従業員、そして広く社会に対して、長期的な価値を創造することに注力しています。56カ国に広がるハイスキル人材と、世界194か所のサービスデリバリーセンターを擁し、世界各地でトップ・エンプロイヤーに認定されています。TCSは、新技術を迅速に適用し、大規模に展開する能力を活かしながら、お客さまとの長期的なパートナーシップを構築してきました。こうした関係の多くは数十年にわたり、1970年代のメインフレームから現在のAIに至るまで、あらゆる技術革新の波を共に乗り越えてきました。
TCSは、人々の健康の促進や持続可能な社会の実現、コミュニティのエンパワーメントを目的に、TCSニューヨークシティマラソン、TCSロンドンマラソン、TCSシドニーマラソンを含む、世界有数のマラソンおよび耐久レース14大会を支援しています。2026年3月31日を期末とする会計年度において、TCSの連結売上高は300億米ドルに達しました。
TCSの詳細については、www.tcs.comをご覧ください。