消費者向けビジネス業界に特化したGemini Experience Centerが、エージェント型AIの導入を加速
TCSにとって世界で8拠点目、インドで3拠点目となるGemini Experience Centerを開設
このページは、2026年7月16日(現地時間)、インド・ムンバイで発表されたプレスリリースの日本語訳です。発表内容の詳細は原文をご覧下さい。
ムンバイ、2026年7月16日: タタコンサルタンシーサービシズ(TCS)は、インド・コルカタに消費者向けビジネスに特化したGemini Experience Center(CBG GEC)を開設しました。同センターでは、Google CloudおよびGoogle Geminiモデルを活用した、消費者向けビジネス業界のニーズに対応するAI主導のイノベーションを紹介します。
コルカタにCBG GECを開設したことにより、TCSは現在、インド国内で3カ所のGECを運営しています。これには、チェンナイのRetail Innovation Lab(小売業向けイノベーション・ラボ)に設置された小売業向けGECと、ベンガルールのBFSI Innovation Lab(銀行・金融・保険業界向けイノベーション・ラボ)に設置された銀行・金融・保険業界向けGECが含まれており、それぞれ業界固有のイノベーションおよび変革のニーズに対応するために設計されています。
TCSは2026年末までに、インド国内4カ所を含む計10カ所のGECを世界各地に開設する予定です。こうした拠点拡大により、TCSはグローバルなイノベーション基盤を強化するとともに、企業がAIを活用した変革を次の段階へと進められるよう支援するため、ハイパースケーラーとの戦略的パートナーシップをさらに推進していきます。
Google Cloud India パートナーシップ担当ディレクターのシヴィール・チョルディア(Shivir Chordia)氏は、次のように述べています。
「TCSとの協業を通じて、Geminiを活用した業界特化型ソリューションが、お客さまのビジネス価値創出をより迅速に実現していることを実感しています。コルカタにおけるGECの開設は、エージェント型AIの導入を加速するうえで重要な一歩となるものです。これにより、消費者向けビジネスを展開する企業は、次世代のイノベーションを共創し、検証し、展開できるようになります」
TCS コンシューマービジネスグループCTO(最高技術責任者)のムラリ・ラマナサン(Murali Ramanathan)は、次のように述べています。
「Google Cloudとの協業では、一貫してAIや次世代テクノロジーを実際のビジネス価値へと結びつけることに注力してきました。コルカタのGECは、この協業をさらに発展させるものであり、消費者向けビジネスを展開する企業がAI主導のオファリングを共創し、検証し、展開するための専用環境を提供します。これは、世界中の企業がAIを活用した変革の可能性を最大限に引き出し、実証実験の段階から全社規模での導入へと移行できるよう支援するという、当社のコミットメントを示すものです」
消費者向けビジネスにおけるAI活用は、プロトタイプの構築段階から本番環境で運用可能なソリューションの導入段階へと進展しています。コルカタの消費者向けビジネスに特化したGEC(CBG GEC)は、TCS 独自の「Human+AI」 モデル(人とAIが自律的に協働するモデル)を活用して企業のビジネス変革を支援する上で重要な役割を担います。Geminiを活用したソリューションを企業と共創し、小売・消費財業界や旅行・観光・ホスピタリティ業界の進化するニーズに対応します。
同センターは、没入型デモや共創ワークショップを通じて、お客さまがエージェント型AIによるイノベーションを体験できるイノベーション拠点として機能します。また、業界のリーダー企業やパートナー企業が、デジタル体験の向上、業務運営の強化、市場投入までの時間短縮を実現するソリューションを紹介する場も提供します。TCSは、業界に関する深い知見、フォワードデプロイドエンジニアリング(顧客現場に密着したエンジニアリング体制)、およびGeminiの強みを生かし、企業がエージェント型AI対応アーキテクチャを活用して、顧客エンゲージメント、業務運営、販売活動の各領域における変革を加速できるよう支援します。
TCSは、Gemini Enterprise(Googleの企業向けGeminiサービス)を活用し、お客さまの環境にシームレスに統合できる、業界や業務コンテキストを理解した3,000のAIエージェントを開発しました。これには、消費財、小売、旅行、運輸、ホスピタリティ業界向けに特化したAIエージェントが含まれます。
コルカタのTCS CBG GECでは、企業全体の業務運営の高度化を支援する幅広いAI活用ソリューションを提供しており、その主な内容は以下のとおりです。
この協働を通じて、TCSはエージェント型AIを活用したイノベーションを推進するとともに、お客さまの変化するニーズに対応した次世代の消費者向けビジネスソリューションの共創に、引き続き注力します。TCSは、生成AI、高度なアナリティクス、イマーシブテクノロジー(没入型技術)を活用し、世界中のお客さまに対してデジタル体験の向上、業務運営の高度化、市場投入までの時間短縮を実現します。
以上
タタコンサルタンシーサービシズは、世界のさまざまな業界を牽引する大手企業から選ばれるテクノロジーパートナーです。1968年の創業以来、イノベーション、卓越したエンジニアリング、そしてカスタマーサービスにおいて最高水準を追求してきました。
「世界最大のAI主導型テクノロジーサービス企業」への成長を掲げ、インフラからインテリジェンスに至るAIスタック全体にわたり、お客さまの変革を支援しています。
TCSはタタ・グループの伝統に根ざし、お客さま、投資家、従業員、そして広く社会に対して、長期的な価値を創造することに注力しています。56カ国に広がるハイスキル人材と、世界194か所のサービスデリバリーセンターを擁し、世界各地でトップ・エンプロイヤーに認定されています。TCSは、新技術を迅速に適用し、大規模に展開する能力を活かしながら、お客さまとの長期的なパートナーシップを構築してきました。こうした関係の多くは数十年にわたり、1970年代のメインフレームから現在のAIに至るまで、あらゆる技術革新の波を共に乗り越えてきました。
TCSは、人々の健康の促進や持続可能な社会の実現、コミュニティのエンパワーメントを目的に、TCSニューヨークシティマラソン、TCSロンドンマラソン、TCSシドニーマラソンを含む、世界有数のマラソンおよび耐久レース14大会を支援しています。2026年3月31日を期末とする会計年度において、TCSの連結売上高は300億米ドルに達しました。
TCSの詳細については、www.tcs.comをご覧ください。