AI主導の成長と好調な受注が第3四半期の実績を牽引
ムンバイ、2026年1月12日: ITサービス、コンサルティング、ビジネスソリューション企業であるタタコンサルタンシーサービス(TCS)は、Ind AS(インド会計基準)およびIFRS(国際財務報告基準)に基づき、2025年12月31日を末日とする四半期の連結決算を発表しました。
2025年12月31日を末日とする四半期の業績ハイライト
基準日は2026年1月17日、支払日は2026年2月3日
このページは、2026年1月12日(現地時間)、インド・ムンバイで発表されたプレスリリースの日本語訳です。発表内容の詳細は原文をご覧下さい。
TCS CEO(最高経営責任者)兼 マネージングディレクターのK クリティヴァサン(K Krithivasan)は、次のように述べています。
「2026年度第2四半期の成長の勢いは、第3四半期でも継続しました。当社は、5つの柱で構成された包括的戦略のもと、世界最大のAI主導型テクノロジーサービス企業になるという目標に向けて、揺るぎない姿勢で取り組んでいます。現在、当社のAIサービスは年率換算で18億ドルの売上を生み出しています。これは、私たちがAIスタック全体にわたる戦略的投資を通じて、インフラからインテリジェンスに至るまで、いかに大きな価値をお客さまに提供しているかを示しているといえるでしょう」
TCS エグゼクティブディレクター、プレジデント 兼 COO(最高執行責任者)のアルティ・スブラマニアン(Aarthi Subramanian)は、次のように述べています。
「当四半期においてもAIの活用が加速しました。私たちは『Innovation Days(TCSがお客さまと共に実施する協働型ワークショップ形式のセッション)』を通じて、お客さまが価値の高いAIの活用機会を見つけられるよう支援するとともに、Rapid Build(ラピッド・ビルド)のアプローチにより、ソリューションの迅速な展開を実現しました。また、お客さまはAI活用に向けた基盤整備として、クラウド、データ、サイバーセキュリティ、エンタープライズ変革への投資を引き続き拡大しています。さらに当社は、ListEngage(リストエンゲージ)に続き、Coastal Cloud(コースタルクラウド)の買収を通じてSalesforce関連のケイパビリティを一層強化しました。
TCS CFO(最高財務責任者)兼エグゼクティブディレクターのサミール・セクサリア(Samir Seksaria)は、次のように述べています。
「当四半期の安定した利益率と強力なキャッシュ・コンバージョンは、私たちの規律ある事業運営と健全な財務基盤を反映しているといえるでしょう。堅固なバランスシートを背景に、TCSは成長分野への投資を戦略的に進めています。5本柱からなるAI戦略をスピードとスケールをもって実行することは、当社がAIファーストの企業へと変革し、ステークホルダーの皆さまに長期的な価値を提供するための鍵となります」
TCS CHRO(最高人事責任者)のスディープ・クンヌマル(Sudeep Kunnumal)は、次のように述べています。
「TCSがAIファースト企業へと変革していくうえで、社員は中核となる存在です。当四半期現在、高度なAIスキルを有する社員は21万7,000人を超え、大規模なプロジェクトでお客さまの成功を直接支えています。また私たちは、より高度なスキルを備えた新卒採用を倍増させ、未来に備えて人材基盤を急速に拡大しました。社員一人ひとりが次世代のケイパビリティ習得に積極的に取り組んでおり、AIがサービスの在り方を大きく変える中でも、TCSが責任あるイノベーションを推進し、持続的な価値を提供していく上での強力な原動力になっています」
産業分野 |
構成(%) |
Q-o-Q* CC***成長率(%) |
Y-o-Y** CC***成長率(%) |
||
Q3 FY25 |
Q2 FY26 |
Q3 FY26 |
|||
銀行・金融・保険 |
30.5 |
32.2 |
31.9 |
-0.4 |
1.6 |
消費者向けビジネス |
15.3 |
15.3 |
15.4 |
1.3 |
-2.7 |
ライフサイエンス&ヘルスケア |
10.1 |
10.5 |
10.5 |
0.9 |
2.2 |
製造 |
8.4 |
8.8 |
8.8 |
0.2 |
1.7 |
テクノロジー&サービス |
8.0 |
8.5 |
8.4 |
-1.3 |
1.7 |
通信&メディア |
5.8 |
5.9 |
5.9 |
0.6 |
-1.6 |
エネルギー・資源・公共 |
5.6 |
5.9 |
6.0 |
1.0 |
2.2 |
その他の産業分野 |
16.3 |
12.9 |
13.1 |
4.6 |
-19.4 |
合計 |
100.0 |
100.0 |
100.0 |
0.8 |
-2.6 |
地域 |
構成(%) |
Q-o-Q* CC***成長率(%) |
Y-o-Y** CC***成長率(%) |
||
Q3 FY25 |
Q2 FY26 |
Q3 FY26 |
|||
アメリカ |
|
|
|
|
|
北米 |
47.7 |
48.8 |
48.5 |
0.1 |
1.3 |
ラテンアメリカ |
1.9 |
1.9 |
2.0 |
4.6 |
1.4 |
欧州 |
|
|
|
|
|
英国 |
16.6 |
17.5 |
16.9 |
-1.9 |
-3.2 |
欧州大陸 |
13.9 |
15.3 |
15.6 |
2.1 |
1.4 |
アジア太平洋 |
7.8 |
8.3 |
8.3 |
1.1 |
3.5 |
インド |
9.8 |
5.8 |
6.1 |
8.0 |
-34.3 |
中東・アフリカ |
2.3 |
2.4 |
2.6 |
3.2 |
8.3 |
合計 |
100.0 |
100.0 |
100.0 |
0.8 |
-2.6 |
*前期比
**前年比
***恒常通貨ベース
*人手 による運用作業を極力なくし、AIや自動化によってシステムを自己管理できる状態にする枠組み
* ITシステムやソフトウェアを常に最新の状態に保つためのサービス
2025年12月31日現在、TCSは当期に申請した202件を含め、9,428件の特許を出願中で、当期に取得した176件を含め、これまで5,262件の権利を取得しています。
当四半期の主なハイライト
以上
タタコンサルタンシーサービシズは、世界の様々な業界を牽引する大手企業からデジタル変革およびテクノロジーパートナーに選ばれています。1968年の創業以来、最高水準のイノベーション、卓越したエンジニアリング、カスタマーサービスを提供してきました。
TCSはタタ・グループの伝統に根ざし、お客さま、投資家、従業員、そして地域社会に長期的な価値を創造することに注力しています。世界55カ国に広がるハイスキル人材と、世界各地に202のサービスデリバリーセンターを擁し、世界各地でトップ・エンプロイヤーに認定されています。TCSは、新技術を迅速に適用・拡張する能力を活かしながら、お客さまとの長期的なパートナーシップを構築し、適応力のある企業への成長と変革を支援しています。こうした関係の多くは数十年にわたり、1970年代のメインフレームから現在のAIに至るまで、あらゆるテクノロジーサイクルを共に乗り越えてきました。
TCSは、人々の健康促進、サステナビリティ、さらに地域活性化に重点を置き、TCSニューヨークシティマラソン、TCSロンドンマラソン、TCSシドニーマラソンなど、世界で最も権威ある14の都市マラソンおよび耐久レースをタイトルスポンサーとして支援しています。2025年3月31日を期末とする会計年度において、TCSの連結売上高は300億米ドルに達しました。
TCSの詳細については、www.tcs.comをご覧ください。